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タイダイ(Tie Dye)の染め方 ②

『タイダイ(Tie Dye)の染め方 ① 』に引き続き、染色から完成までの工程を紹介します。前回までに、下処理を終えた布を渦巻状に絞って紐(ひも)で縛ってあります(※ 本来は、下処理から染色までを、下処理液で布が濡れている状態のまま一気に行います)。


【タイダイ(Tie Dye)の染め方 ② 】


2-① いよいよ染色していきます。まずは好きな色の染料(ダイロン・コールド)を三色ほど用意し、ドレッシングボトルに入れて1-③にたっぷりと注ぎます。このとき、注いだ染料が裏に回って混ざり合ってしまうので、シンクやボウルなどに網をかけて作業すると、余った染料が下へ落ち、きれいな染めあがりになります。


なお、通常のレッシングボトルだと上下を逆にして染料を注がなければならず、その際に染料が飛散することがあるので、筆にたっぷりと含ませてから布に吸わせても構いません。ちなみに、僕はホームセンターで見つけた「洗浄ボトル」なる容器を使いました。


2-② ひっくり返して裏面も同じように染料を注いでいきます。表裏も同じ配色でも良いし、違った配色でも構いません。ここがセンスの見せどろ!! 自由に楽しんでください。ただ、あまり色と色が重ならないように注意してください。特に、補色(ex,「赤と緑」「橙と青」「黄と紫」)が混ざると、あまりきれいな色ではなくなってしまいます。両面ともに染料を注いだら染色工程は終了です。


2-③ 染め上がった2-②をタオルに包んでからビニール袋に入れ、24時間かけて染料を定着させていきます。一般的には、ここでタオルに包むことはしないのですが、僕は、2-①のときに“網の上で作業する”のと同様に、余分な染料がビニール袋のなかで混ざり合うのを防ぐため、余った分を吸わせる狙いでタオルに包みます。


2-④ 24時間後、タオル&ビニール袋から取り出した布は、そのまま(縛った状態)脱水機にかけて余分な染料を抜きます。その後、いよいよ!! 縛ってあった紐を解きます。ドキドキの一瞬です。

2-⑤ お~ぉッ!! きれいな渦巻模様になっています―― (この瞬間のドキドキ感が染色の醍醐味なんです!!)ここまでくれば、ひと安心です。もう、染料も定着しているので、色が混ざったり、色落ちしたりすることはありません。この状態で中性洗剤を入れた湯で洗い、陰干しすれば完成です!! さぁ、次は、これで何を作りましょうかぁ~

追記/今回使った『ダイロン・コールド』という染料は、ちょっとした手芸店やホームセンターでも手に入れることができます。気に入った色の組み合わせで、ぜひ!! チャレンジしてみてください!!

タイダイ(Tie Dye)の染め方 ①
タイダイ(Tie Dye)の染め方 ②

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