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引廻鋸(ひきまわしのこぎり)

今日は、以前のに『DIY リノベーション「玄関と階段⑧」照明器具の設置』で登場した「引廻鋸(ひきまわしのこぎり)」についてです。


引廻鋸(ひきまわしのこぎり)は、『DIY リノベーション「玄関と階段⑧」照明器具の設置』で紹介したとおり、本来はスイッチやコンセントなどを設置したり、配管を通したり、はたまた点検口を作ったりーー、とにかく壁や床に穴を開けるためのノコギリです。ちなみに、地方によってや形状の違いによっては「中ぐり鋸(のこ)」や「挽き廻し」また「ファイルソー」などとも呼ばれるようです。


↑という具合に使います。

このように四角い穴ばかりでなく、丸や曲線を切ることもできますが、歯が粗いので細かな細工には向きませんが、こんなものを作ることもできます。


これが何かというと、ここに引っ越してきたときから2階のトイレのタンクの上から出るはずの水が出なかったんです。調べてみると、タンクのなかでパイプが切断されていて、直接タンクの中に水が溜まるようになっていました。修理するのは簡単なんですが、なぜ? わざわざこんなことをしたのか? と考えてみた結果。分かりました!

2階のトイレは壁が漆喰でできています。手荒いの際に水が飛んで漆喰の壁を傷めるので、水が外を経由せずに直接タンクに入るようにしたようです。となると、手洗いの用の蛇口が不要なのでとってしまい、こんな状態にーー。


これでは不細工だし、面白くないので、曲線を切ることができる引廻鋸(ひきまわしのこぎり)でこんなものを作り、雰囲気を出すために「焼杉の浮造り(焼杉「浮造り(うづくり)」の作り方)」にしたというわけです。もちろん、これで終わりではありません。最終的には、下の写真のようになりました。


正直のところ、ちょっとビミョ~な雰囲気でもありますが、壊れたような状態よりも“まだマシかぁ~”と自分で自分を納得させています。