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美しいものには“毒”がある。

近ごろの気候がおかしいのか!?  それとも僕が歳をとったから、そう感じるのか—!? ともかく、今年の夏は暑いです。大阪では、もう二週間近くも35度を超える猛暑日が続いているうえに、夕立もなく、公園の木々には立ち枯れたものさえあります。

いつもの年なら染料となる植物を採取するころなのですが、この暑さと植物の元気のなさに、その気になれずいます。ところがドッコイ!! さすが雑草ですね。しっかりと生きているものがいます!

美しいものには“毒”がある
これは「ヨウシュヤマゴボウ」。その名のとおりの外来種で、大きくなると2メートルにもなり、ゴボウの名のとおり、頑丈な根を張るので駆除が大変です。そのうえ、毒まである嫌われ者ーー。でも、別名を「インクベリー」といい、実で美しい紫を染めることができりそうです。しかし、その実は暑さのせいか、今のところ小さな状態です。

美しいものには“毒”がある

涼風が吹くころには、紫の実がたくさんなるでしょう。本当に別名のごとく、色も形もブルーベリーのような、いかにも美味しそうな実がなるのですが、毒があるので、決して口にしてはいけません!! でも、驚くほど美しい色に染めることができるそうです。まさに 美しいものには“トゲ”ならぬ“毒”があります。秋、実を採取して染めることができたら報告します。

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