• Workshop ひとつ屋 ものづくり工房 | 大阪阿倍野|草木染め・DIYのワークショップ

    Tシャツ『夏休み』

    この夏は、ただただ作品を作っていました。そして、ついに!! 少しばかり自分の納得のいくものを作ることができました。タイトルは『夏休み』。子供のころの遠い記憶をたどりながら作りました。

    ↓表面(左の写真)。背面(右の写真)

    ひと夏かかって作りました。「ひと夏かかって、これッ!?」って思われるかもしれませんが、やっと自分が納得できる作品を作ることができました。藍や草木の「天然染料」での多色染め、そして「絞り染め」に「型染め」の技法をあわせて、たったこの一枚を作るのに何枚のTシャツをムダにしたか分かりません――。

    胸のクワガタは、藍染の地に型抜染(ばっせん)です。

    そして、もっとも苦労したのが、この太陽の柄です。いったんTシャツ全体をタマネギで黄色に染め、下絵を描いてから絞り染めを施し、さらに脱色してから藍で染めたものです。夏のギラギラとした太陽を表したくて、本当に苦労しましたが、タマネギの黄色といい、藍の青さといい、やっと少し納得いくものになりました。

    実は、このTシャツ――、子供用のサイズなので「夏休み」をイメージしてデザインしました。あの「無邪気で、キラキラとした夏休み」をTシャツになかに表現してみたかったのです。

    手間をかけただけあって、自分のなかでは“納得できる一枚”です。日本の伝統的な染色技法――しかも「工芸」というより、「民芸」の技法で、この雰囲気のTシャツができたことに、とりあえず満足しています。

    天然染料での多色染め、そして「型染め」と「絞り染め」の併用。さらに、それを生かしたデザイン――。この夏、ただただ自分らしい作品を求め、試行錯誤を重ねた結果です。ものづくり工房 workshop ひとつ屋 では、この路線を探求していこうと思っています。

     


    【染色データ】
    ・Tシャツ/綿100%(綿糸縫製)
    ・染料/藍
    ・技法/絞り染め、型抜染
    ・柄(デザイン)/子供用のサイズなので
    「夏休み」をイメージしてデザインしました。
    あの「無邪気で、キラキラとした夏休み」を
    Tシャツになかに表現してみました。