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青海波を彫る。

以前に『鳴門の渦潮(うずしお)』をイメージしたTシャツを作ろうと、あれやこれやと思案しているのですが、なかなか納得にできるものにならない! というようなブログを書きました。

そのTシャツのデザイン案です。

で考えた末に、色分けしたラインを型染(捺染)で表現しようと思っているのですが、ベタっとした面を作るより、せっかくの型染なのだから柄を加えようと考え、その型紙を彫り始めました。


まるで蛇の鱗のように、うねりながら続くのは「青海波文」と呼ばれる伝統的な模様。もともとは雅楽『青海波』で着用された衣装に施された模様だそうで、その名のとおり、広い海に絶えず繰り返される穏やかな波をイメージした模様は、平穏な暮らしが続くようにという願いが込められた“吉祥文様”でもあります。


と、由緒ある模様なのですが、整然と繰り返されることに美しさのある青海波文を手作業で型紙に彫るのには、とても苦戦しています。ふ~ッ 先日の絞り染めと同様、毎日 少しずつ作業して進めています。でき上がりを楽しみにしていてください。

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