• ものづくり工房 ひとつ屋|大阪阿倍野|草木染め・DIY

ロウケツ染め③『蝋伏と脱蝋』

7月から制作している「ろうけつ染め」が完成したので、その方法を記しておきます。 まず、「ろうけつ(蝋結) 染め」とは、溶かした蝋(ろう)を「筆」や「チャンチン」と呼ばれる道具を使って模様を描き、その部分に染料が入らないことを利用した技法をいいます。「ロウ染め」や「バティック」ともいい、塗布した蝋に割れを入れることで独特の亀裂模様を作り出すことでも知られています。 【「ろうけつ」の染め方 】 ひと口に「ろうけつ染め」といっても、さ …

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タイダイ(Tie Dye)の染め方 ②

『タイダイ(Tie Dye)の染め方 ① 』に引き続き、染色から完成までの工程を紹介します。前回までに、下処理を終えた布を渦巻状に絞って紐(ひも)で縛ってあります(※ 本来は、下処理から染色までを、下処理液で布が濡れている状態のまま一気に行います)。 【タイダイ(Tie Dye)の染め方 ② 】 2-① いよいよ染色していきます。まずは好きな色の染料(ダイロン・コールド)を三色ほど用意し、ドレッシングボトルに入れて1-③にたっぷ …

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タイダイ大失敗!!

中南米やタイなどで染められている「渦巻き染め」。以前から、おおらかで底抜けに明るい雰囲気が好きで、一度自分でも染めてみたいと思っていました。先日、染料を入れてある引き出しを整理していると、前に使った染料の残りが出てきたので、それを使って早速!! チャレンジしてみました。 まずは布を摘んで巻いていきます。 グルグル、グルグル・・・。 巻き終わったら紐で縛っておきます。 染料を容器(お好み屋さんなんかでマヨネーズを細く出すための、あ …

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チャンチンで朝顔

お盆を過ぎたころから朝夕は涼しくなり、真夏の間は休んでいたウォーキングを再開しました。 その途中、少し前までは、やかましいほどだった蝉時雨もすっかり消え、秋の虫の声に変わってきた公園の片隅で、夏を惜しむように朝顔が咲いています。 朝顔を見ると思い出すことがあります。 それは、誰よりも朝早くから働いていた父のこと。仕事ひと筋の無骨な父が知っていた数少ない花が「朝顔」で、僕に「今年も朝顔を植えてや」と、よく言っていました――。 今風 …

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ロウケツ染め③『染色』

先日来、蝋伏(ろうぶせ)の作業について書いています。 ひと口に「ロウケツ染め」といっても、さまざまな技法があり、今回は「蝋伏(ろうぶせ)」という基本的な技法で、布に蝋を置くことで染料が入るのを防いで図柄を表現します。たとえば、白地に蝋を塗り、黄色で染めれば、蝋を塗ったところだけが白く残ります。次に、その上(黄色い分)に蝋を塗り、赤い染料をかければ、黄と赤の掛け合わせでオレンジ色の地となり、白と黄の柄が浮かび上がります。こうして色 …

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タイダイ(Tie Dye)の染め方 ①

先日、タイダイの「渦巻き染め」に大失敗したことを書きました。あれから何度もチャレンジして、ようやく思うような柄を出せるようになったので、今日はその染め方を書いておこうと思います。 ちなみに、タイダイ(Tie Dye)のタイ(Tie)は「縛る」や「ゆわえる」の意味で、ダイ(Dye)は「染める」の意味。つまり、タイダイ(Tie Dye)を日本語でいうと「絞(しぼ)り染め」ということになります。 【タイダイ(Tie Dye)の染め方 …

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自作!! トレース台

染織の作業では、しばしばトレース台が必要になります。これはガラス板の下から光を当てて、布の下に敷いたデザイン画などを透過させて写し取るための作業台のようなものです。とても単純なものなのですが、最近では光源にLEDを使った薄型のものをはじめ、光が満遍なく当たるもの、さらには目が疲れにくいものなど、さまざまな種類があります。ところが、どれも結構な値段のわりにA3ほどの面積しかなく、購入には至りませんでした。 でも、ないとなると作業に …

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ロウケツ染め②『蝋伏(ろうぶせ)』

前回に続いて「ロウケツ染め」の工程です。 前回までにデザイン画を布に写し取る作業を終え、今回からは、溶けた蝋(ろう)を筆で布に塗っていく作業です。せっかく作るなら!! と、はりきって細かな図柄のデザインにしたものの、これを布に写し取る作業も、蝋を塗る作業も、思った以上に大変なものになりました。 ちなみに、ロウケツ染めで布に蝋を塗ることを「置く」と言います。 なので、以後は「置く」と表現します。 ↑デザイン画を布に写しとる作業 ひ …

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ロウケツ染め①『デザイン画をトレースする』

先月から再開した染色の本格的な勉強。最初の課題は「ロウケツ染め」です。その染め方(方法)を手順を追って紹介したいと思います。 ⇓ まずは図案(デザイン)を考えます。 ⇓ これをトレス台を使って布に写していきます。 染め上げるのは40×100cmの布。テーブルセンターにも、タペストリーにもなる大きさです。最初に原寸大に拡大した図案の布の下に敷き、濃さの違う鉛筆を使って、できあがりを予想した図案を確認しながら丁寧にトレスしていきます …

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アフリカ人じゃないし――。

7月に入って本格的に再開した染色の勉強――。まずは半年にわたって基本的な染色技法の習得です。最初の三ヶ月で「ろうけつ染め」を、後半の三ヶ月で「型染め」を学びます。 すでに「ろうけつ染め」の実習は始まっているのですが、正直のところ “ 四苦八苦している ” というのが現状です―― 。 というのも「ろうけつ染め」は、溶かした蝋(ろう)を筆や専用の道具で布に塗り、その部分が染まらないことを利用して図柄を表現する技法で、おおらかで自由な …

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