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だいがく祭と勝間木綿

私の暮す地域では、7月24日、25日に夏祭りが催されます。かつて、この辺りは「勝間(こつま)木綿」と呼ばれた綿花の産地であったそうです。今ではすっかり都会になって、勝間木綿も失われてしまいましたが、この夏祭りだけが、ここが農村だったことを今に伝えてくれています。

高さ20mもの柱に70個の提灯を飾りつけた「だいがく」と呼ばれる櫓(やぐら)は、たわわに実った農作物を提灯があらわし、上部に取り付けられた数多くの鈴が雷や雨をあらわしているそうです。つまりは、豊作と雨を願う素朴な農民の祭りだったというわけです。

そういえば、ちょうど木に綿が実っているかのようです。木綿の産地のこと、もしかしたら綿花の豊作そのものをあらわしているのかもしれません。

かつて、このほかにも同様の「だいがく」があったらしいのですが、この一基を残して戦災で失われたそうです。

今、栽培している和綿は勝間木綿ではありませんが、連日の猛暑で少し元気がないように思うので、この神事に私も雨と豊作を祈願しました。

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