「オーガニック」とは「有機の」という意味で、化学肥料や農薬に頼ることなく作物を育てる農法をいいます。日本では、さらに厳しい規定が設けられており、これをクリアしたものには「オーガニック(有機栽培)JASマーク」がつけられるようになっています。
と、そこまで大げさではありませんが、ひとつ屋の染料農園でも化学肥料や農薬に頼ることなく、オーガニックで染料植物を育てています。
↓まず取り組んだのが 「ぼかし」という肥料作りです。
この肥料は、油粕や米ぬか、もみ殻や茶殻なんかを混ぜ合せ、発酵させたもので、有機栽培等には欠かせない肥料の一つです。化学肥料に比べると分解速度が遅いので、速効性には欠けますが、安心できる肥料です。
↓僕は、ここに毎日出る茶殻や米ぬかを入れてつくりました。
↓が、これでは飽き足らず、こんなものも始めました。
↓これはコンポスト です。このように、畑の一角に設置しました。
↓種菌となる「菌床」を入れました。
本格的なコンポストでたい肥づくりを開始しました。今までは匂いが気になって投入しなかった“生ゴミ”も、これからは設置場所が畑とあって入れることができるので、より効果的な肥料になるうえに“エコ”にもです。こうして育てた植物から得る“オーガニック染料”が、とても楽しみです。頑張って、畑仕事もこなしていきます!