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板締め絞り

伝統的な染めの技法の一つに「板締め絞り(いたじめしぼり)」というものがあります。文字どおりの“板で布を締めて絞り模様を施す”技法で、ときどき浴衣などに見られる模様です。いわゆる伝統工芸ッ!! っていうよりも、もう少し庶民的な慣習芸というか、民芸といわれるものに近い技法です。

民芸的な技法が大好きな僕ですが、実は、この技法を本格的に試したことがありません。で、今回!! 見よう見まねで、板締め絞りにチャレンジしてみました。板締め絞りの染め方は、おおよそ下記のとおりです。

まずはスカーフ。長手方向にジャバラ折りした布(スカーフ)を、さらに三角形に折り重ねておきます。それが下の写真の状態です。

三角形に折り重ねた布を板に挟み、
クランプで締めておきます。

これを染料に浸して染めます。

このクランプを外して、広げると、
こんな模様が現れます。

う~ん、ビミョ~!? 正直のところの感想です。もう少し、自分なりの研究が必要そうなのですが、なんとなく、原理とコツはつかめました。当たり前のことなのかもしれませんが、物づくりって、一度目より二度目、二度目より三度目ーーと、回を重ねるごとに上手くなっていくものです。ただ、初めのころの失敗期を終えるまでが辛い。頑張ります!

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