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桜の染料を作る。

地域の家庭菜園の一角を借りて始めた染料農園。その名のとおり、藍や紅花、ウコンなどの染料となる植物ばかりを植えているいるのですが、その周囲にも染料となる植物があります。その一つが、おなじみの桜。春には花見ができるほどの大木で、夏には心地よい木陰で強い太陽光から菜園の植物を守ってくれます。

↓こういう下枝の刈り込みが行われました。

新緑のころになると、その下に生えた雑草とともに、根本から出た小枝を刈り込む作業が行われます。桜は、“桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿”といわれるように強い剪定をいないので、下枝とはいえ、僕にとっては貴重な材料となります。ちなみに、染料にするには花の咲く前の枝がよいのですが、貴重な桜なので贅沢はいってられません。早速!! 刈ったばかりの枝をいただいて染料を作ることにしました。

1センチほどに細かく切った枝葉を、ただただひたすらに小さな火で炊き続けます。今日も明日も明後日も。こうしてできた煮汁を一年以上の時間をかけて熟成させて染料にします。

次のブログ更新までに、おととしに作った桜の染料で、先日紹介したレーヨンのスカーフを染めてUpします。さて、どんな色になるか? 楽しみにしていてください。

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