この都会の古民家的な当物件を購入し、自分でリノベーション(DIYリフォーム)することを決意したとき、同時に “大掛かりな工事はしない!” って、強く!! 決めてたんです。というのも、その改装のほとんどを一人でこなさないといけないからです。なのに、意に反して現場は大掛かりになるばかりです😱
▼ 1階の玄関部
足の踏み場もないど、グチャグチャです。
ここは1階店舗の奥から2階へ通じる、いわば玄関スペース。下の間取図では〇囲みのところになるのですが、この物件を始めて見たときから、すっごく気になっていました。この玄関スペースと階段が変なんです。
というのも、ご覧のとおり、平面図的では逆Z型の妙なスペース。それだけならまだしも、正面(店舗側)から見ると、人一人がやっと通れるほどの三角形になっていて、その隙間をすり抜けて2階へ上がらないといけないんです。
それでも何とか人は通れます。が、ちょっと大きな家具となると、もう無理です! 実際、今回の改装でも2階へ材料を上げるのに苦労しました。それでも!! 「一人なんだから、大きな工事はできないぞ!!」と自分に言い聞かせて、このスペースを見て見ぬふりをしていました。
ところが、壁を壊し始めてしまったんです。気が付けば—。
実は、このスペースに隣接している「脱衣所兼の洗面所」の改装を始めたんですが、水周りとあって床の状態がよくなかったので張り替えを始めたとき「どうせなら不必要に広い脱衣場と異常に狭い玄関を入れ替えればええやんッ!!」 て、ひらめいてしまったんです。
▼ 脱衣場の床が腐っていました。
ところが、工事を始めて、がっくり—。ここには電気配線や上下水道があるので、それなりの覚悟はしたんですが、壁をめくってみると、こんなものが出てきました。
セメントで固めたタイルの壁。きっと、これを取り除くのが大変なことだということもあって、そのまま壁にしたので玄関がいびつなスペースになっていたんです。どうしよう~? えらいことになってきましたよ。
こんなはずじゃなかったのに—。でも、あのスペースがこうなれば、でいいすよね!!
そもそも、この物件、工房として使い勝手のよい部屋の配置なんです。唯一、気になっていたのが、このスペース。しかも、工房オープン後が2階でもワークショップなども開催したいと思っているので、こうなれば、気合一発ッ!! 頑張って改装します!
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