昨年末から今年の初夏にかけて行った2階のリフォーム(セルフリノベーション)で最も気に入っているのが南側の和室です。聚楽壁(じゅらくかべ)が至る所ではがれ、かつての雨漏りで天井の一部が変色していたボロボロの和室—。
▼ 改装前の和室
▼ 改装後。まるでどこかの旅館のようになりました!
ところが、せっかく頑張ってリノベーションしたのに、この部屋を全く使っていません。おそらくは今後も、たまに友人を呼んで宴会をするくらいで、それほど利用しそうにありません。
それではあまりにもったいない!! ので、1階の店から直接上がれるようにして、ギャラリーとか、カフェとか、ワークショップのスペースとか――、ともかくも、店舗の一部にしてしまえば、利用価値満のある空間になるんじゃないかと考えた次第です。
しかも、この家は今の間取に改装される前には、和室の前に階段があったらしく、躯体に傷つけることなく階段を設置することができそうです。
これならできるッ!! と、喜んだのも、束の間――。よくよく調べてみると、今の間取に改装するときに、この階段部に1階のエアコンを仕込んだり、厨房のダクトを通したりと、素人DIYでは移設が難しい配管があります。そして何より、建物のド真ん中に階段を移設すると、2階のが使えるようにはなるものの、肝心の1階店舗と厨房(染め場)が狭くなりすぎて使い物になりません。これでは“本末転倒”ですよね。というわけで、断念—😭
落ち着いて、最良の配置を考えるとします。