先日のブログでは、厨房とフロアを仕切る壁を作り始めたということを書きましたが、その前にやっておかなければならないことがありました。
▼ それが、この部分のこと。
一見すると、きれいな三槽シンク(流し台)なのですが、ひとつ一つの水槽がとても小さく、ちょっとした鍋を洗うこともできません。また、シンクの背後(〇囲み部分)が問題なんです。というのも、このシンクの背後にもあるべきステンレスを貼った壁の一部がないだけでなく、壁そのものがありません。そのため、とても使い勝手が悪いものでした。
水作業の多い草木染工房では “使い勝手のよいシンク” が必須です。そこで、狭い厨房が、いっそう狭くなる前に三槽シンクを取り替えておこうというものです。しかし、大きく重いステンレスのシンクなので一人で運び出すことはできず、今回ばかりは息子に手伝ってもらうことにしました。
余談ですが、来春には中学生になる息子、この一年ほどで急激に成長し、体格は僕に迫る勢い。大きなシンクの片方を軽々と持ち上げる姿に、嬉しくもあり、寂しくもあり――です。
▼ 大きなシンクを二人で運び出しました。
▼ ステンレスを貼っていない壁には黒カビが大量発生!
やっぱり取り替えて正解です!と言いたいところですが、実は、新しい “使い勝手のいいシンク” を購入する予算はなく、すぐさま入れ替えることができません。ネットで安いものを探しても3万円前後、予算のない “貧乏リノベーション” には手が出ません。
▼ そこで、探し回って見つけたのがこれ!新品のシンクのみで一つ5,000円弱!
こうなればッ!! “最も使い勝手のよい、ひとつ屋に最もピッタリな、しかも衛生的なシンク”を、DIYで自作することにします。またまた余計な作業が増えて、工事が遅れそうですが、頑張るとします。