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南蛮屏風と蛸唐草

前回の『蛸唐草と小皿』と題したブログのなかで、リサイクルショップで見つけた蛸唐草の小皿について「何となく心惹かれて購入しました」と書きましたが、実は唐草模様よりも一緒に描かれていた南蛮船や人々の雰囲気に興味がありました。

蛸唐草と小皿

というのも子供ころから『南蛮屏風』が好きで、そのなかに描かれた風景を見ていると、時空を飛び越えた えもいわれぬエキゾチックな世界に引き込まれてしまいます。当時の私にとって、どんなおとぎ話や童話の絵本よりも、この『南蛮屏風』が魅力的でした。その思い出に誘われるように小皿を買ってしまったわけです。

あれから何十年という時が過ぎ、久しぶりに『南蛮屏風』が載っている本を引っぱり出して覗き込んでみると、今も あのエキゾチックな世界に引き込まれてしまいます。もうあのころのような純粋な心ではなくなりましたが、子供のころには見えなかったものも見えてきます。改めて、こうして眺めているとエキゾチックな世界観の作品が作りたくなってきます。頑張ります!

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