これはバラの花ではありません。国内で受け継がれてきた貴重な超長繊維綿が、伊賀の畑で淡いクリーム色の花を咲かせました。海島綿を追い求めた先で始まった、「ひとつ屋の綿」を育てる歩みです。
海外から輸入した海島綿のタネは、検査で遺伝子組換えワタを含むと判定され、すべて処分されました。その経験を転換点に、国内で受け継がれてきた超長繊維綿を伊賀で育て、「ひとつ屋の綿」へつないでいく決意を綴ります。
順調に育った緑綿の実に、ボールワームと思われる幼虫の被害を発見しました。被害の様子と、来年に向けた自然に寄り添う害虫対策を考えた秋の記録です。
荒地を開墾して桑を植え、養蚕を続けて苦節10年。何度もの失敗を経て、質も重さも納得できる「ひとつ屋シルク」の繭を収穫しました。
ひとつ屋染織農園で育てる緑綿を、ガラ紡の糸や草木染の糸、力織機で織る布へ。栽培から製品までをつなぐ取り組みを始めます。