昨年から【ひとつ屋染織農園】でも藍(タデアイ)を栽培して〝自家製の染料(顔料)〟を作っています(『 沈殿藍(泥藍)の作り方)』。 今年も春の彼岸にタネを蒔き、5月に畑へと定植( 『 藍(タデアイ)の移植 』 )した藍が、夏にはこんなにも大きく育ちました。
▼ 生長した藍
しかし、夏前に膝(ひざ)をケガしたせいで重いものが持てないので、今年は沈殿藍(泥藍)づくりを諦めようと思っていました。でも、青々と茂る藍を見ていると、なんとなく もったいないような気がしてくるので、ちょっと無理してでも作ることにしました。
沈澱藍(泥藍)を作る ①
刈りとった藍(タデアイ)を細かく刻んで(例年は刻まない)を樽に入れます。
水を加えて発酵させます(下の写真は発酵一日目です)。
「発酵」と書きましたが、正直にいうと、水のなかで藍の葉を “腐らせる” といった状態で、ものすごい腐敗臭がします。なので、去年は早めに発酵を止めていましたが、今年はもう少し時間をおいてから次の作業に進もうと思っています。また、藍の葉を刻んでから発酵させるのも、去年とは違っています。
さぁ、今年はどんな泥藍になるのでしょうか。昨年との違いはあるのでしょうか—? 次の作業をお楽しみに!! つづく。
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