今年も、ひとつ屋染織農園で栽培した藍を使って、沈殿藍(泥藍・藍錠)づくりをしています。今年こそは染料として使うだけでなく、これを生かして何か“ひとつ屋らしい製品”を作ってみたいとも考えています。
前回の「沈殿藍(泥藍・藍錠)の作り方(1)」では、藍の生葉を樽の中で発酵させ、葉を取り出してから消石灰を加えました。今回は、市販のバスポンプで藍液を循環させ、空気中の酸素を取り込ませて藍色成分を酸化させます。早速、続きを始めましょう。
沈殿藍づくり全体の詳しい手順は、「沈殿藍(泥藍/藍錠)の作り方」で紹介しています。実際の作業は、沈殿藍づくりのYouTube動画でもご覧いただけます。
沈殿藍の作り方|攪拌から沈殿まで
▼ 前回までに、発酵させた藍液へ消石灰を加え、発色させる工程へ入っています。

▼ 樽の中へ空気を送り込むため、市販のバスポンプで藍液を攪拌します。
本来なら、樽の中の液を猛烈に掻き回し、空気を送り込まなければなりません。3000回以上攪拌する必要があるうえ、せっかくの染料も周囲へ飛び散るため、ひとつ屋では市販のバスポンプを利用しています。

バスポンプによる攪拌については、関連記事「沈殿藍づくりに産業革命!|ポンプで攪拌を省力化」でも詳しく紹介しています。
▼ 最初は藍色だった泡が白くなり、すっと消えるようになれば攪拌終了です。

▼ 攪拌後の藍液を1~2日静置すると、藍色成分が徐々に沈殿していきます。


▼ 藍が流れ出ないよう注意しながら、上澄み(うわみず)を取り除きます。

▼ 残った藍がペースト状になれば「泥藍」、水分を完全に飛ばして乾燥させれば「藍錠」です。

以上が、ひとつ屋で行っている沈殿藍(泥藍・藍錠)の作り方です。藍の生葉を発酵させる前半工程からご覧になる場合は、「沈殿藍(泥藍・藍錠)の作り方(1)」をご覧ください。
※ バスポンプの使用について
本来の用途とは異なります。使用する場合は取扱説明書を確認し、電源部を濡らさないよう注意してください。
返信ありがとうございます
子どもと行っているので、私も出来るだけ薬品は使いたくないな~と思っています。
楽しみにまってます!どうぞよろしくお願いいたします
こんにちは
昨年から参考にさせていただいて、沈殿藍上手(?)に作れるようになりました!
生葉染で余った葉がもったいなくて、沈殿藍にしています。
なので沈殿藍の建て方が全くわかりません。。。
この沈殿藍の建て方もサイトに乗せていただけると嬉しいです。
今のところ、アップされることの楽しみに沈殿藍を貯めて行きます!
Ebiさん、コメントありがとうございます。
「ハイドロ建て」という方法なら簡単なのですが、できるだけ薬品を使わない方法を研究中です。
もう少しお待ちください。
凄い良い色になっていますね。大掛かりな仕掛けもアイデアですね~。ところで拡販ではなく攪拌です。
先生、おはようございます!
ご無沙汰いたしております。お元気ですか。私は大いに夏バテしております
ご指摘ありがとうございました。早速に訂正させていただきました。