春の彼岸に蒔いた藍の種(『藍の種をまく』 )が順調にせいちょう生長して、梅雨の晴れ間となった先日、一番藍(いちばんあい)を収穫することができました。藍は年に2~3度収穫できるので最初のものを「一番藍」と呼んでいます。ちなみに、一番藍が最も濃い藍色成分を含んでいるそうです。
▼ 今年は畑を変えたせいか、いつもの年より葉が大きいんです。
沈澱藍(泥藍)
いつもの年なら茎も一緒に樽に浸けて「沈殿藍」を作るのですが、今年は作り方を変えて “ ワンランク上の自家製沈澱藍 ” を作ろうと思っています。まずは、きれいな葉を一枚一枚摘み取って樽に浸け込むことにしました。※いつもの年の作り方は『 沈澱藍(泥藍)の作り方 』をご覧ください。
▼ 藍の葉を摘み取り、さっと水洗いしてから樽に浸けます。
これを3~4日、発酵させて藍色の藍色成分を水に溶かします。その後、消石灰をいれ、その成分を沈澱させるのですが、その工程は次回以降に報告します。今年は、じっくり丁寧に作っているつもりなのですが、さてどんな藍になるやら!? お楽しみに!!