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ニホンアカネ(日本茜) 30g ◆ 草木染(材料)天然・草木染植物染料

「ニホンアカネ(日本茜)」は、中国から朝鮮半島、日本に分布するアカネ科のつる性多年生植物です(「西洋茜」に対して「日本茜」といっていますが、本来は「茜」のみです)。その根は古代から赤の染料として用いられてきました。

かつては道端や雑木林などでよく見かける〝雑草〟のような存在でしたが、外来種に追われたのか!? すっかり目にすることがなくなったそうです。数年前から【ひとつ屋染織農園】では、そんなニホンアカネを栽培しています。’23年の冬からは、少量ずつではありますが、収穫できるようになりました。魏志倭人伝にも登場する〝古代の赤〟を再現にチャレンジしてみてください。

※30gで風呂敷1枚、または大き目のストール1本を染めることができます(素材や染め方よって濃度や色味が異なります)。

※ 草木染用植物染料は、ひとつ屋の実店舗のほか、Amazon楽天Yahoo!creema などでも販売しています。


日本茜での染め


① ニホンアカネと水洗いし、ステンレスかホーローの鍋に入れ、水を加えて中火で約40分ほど焚いて染料を作ります。
② 布やザルでニホンアカネを濾し取った染料に布や糸を浸して弱火で40分ほど焚いて染めます。色むらにならないよう、時より攪拌してください。染色後、染料を捨てないください。
③ 染め上がった布や糸は、ぬるま湯で軽くすすいで好みの媒染剤に40分ほど浸して発色・色止めをします。
④ 布や糸をぬるま湯ですすいで、②で取りおいてきた染料に戻します。
⑤ 好みの色(濃度)になれば、染料から引き上げ、ぬるま湯でよくすすぎ、風通しのよい日かげで乾燥すれば完成です。


▼ ニホンアカネ(日本茜)
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▼ 各媒染(アルミ、鉄、銅、チタン)による各繊維(コットン、シルク、ウール)の色見本。


▼ 【ひとつ屋染織農園】でのニホンアカネ(日本茜)。開花期の様子。
ニホンアカネ(日本茜) 30g ◆ 草木染(材料)天然・草木染植物染料

▼ 収獲したばかりのニホンアカネ(日本茜)。
ニホンアカネ(日本茜) 30g ◆ 草木染(材料)天然・草木染植物染料


草木染染料販売


◆ ひとつ屋の植物染料について
この「ニホンアカネ(日本茜)」は、ひとつ屋の染織農園で塗農薬・有機肥料で栽培したものですが、あくまで染料でございます。染料以外での使用の場合は自己責任でお願い申し上げます。

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