この『栽培絵日記』のコーナーでは、栽培絵日記の【ひとつ屋染織農園】での栽培記録を絵日記風に写真と短いコメントで紹介しています。
’24年3月15日にタネをまき、手塩に掛けて育ててきた藍(タデアイ)。半夏生(夏至から数えて11日目から七夕までの間)も過ぎたので、今日は「一番藍」の収穫をした。春に寒い日が続いたので、その生育を心配したが、今年も無事に初収穫に辿り着くことができた。今日は天気にも恵まれたので、すぐに乾燥させて出荷の準備に取り掛かるとする!
▼ ’24年3月15日にタネまき。
▼ 春に寒い日が続いたので、6月に入ってもまだ小さかった藍。
▼ ところが、入梅すると恵みの雨を受けて一気に成長してくれた。
▼ いよいよ待ちに待った収穫。ひと株ごと、丁寧に刈り取っていく。
▼ こうして収獲した藍を天日で乾かす。
▼ 初めは緑色だった藍が夏の日差しで次第に紺色に変化していく。
▼ 乾かした後に茎を取り除いて「乾燥藍葉」とする。今年も良質なものができた。
これで全体の1/5ほどの収穫量だ。これからも晴れの日を選んで藍の収穫と天日干しの作業が続く。さらに、刈り取った藍は再び芽を吹き、秋には「二番藍」が収穫できる。このほかにも、マリーゴールドや綿なども栽培しているので、とにかく野良仕事に忙しい日々が続く――。
はいッ! 頑張ります。