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月桃染め(1)

「月桃(げっとう)」という植物があります。ショウガの仲間の常緑性多年草で、アジアの熱帯から亜熱帯に分布し、日本でも沖縄県から九州南部に自生しています。暮らしに有用な植物で、古くから葉や根茎、花、果実、タネが飲料用をはじめ、食用や薬用に用いられてきました。そして月桃は染料にもなります!

なにかの本に紹介されていた月桃で染められたピングの色が「“月”の“桃”」のイメージにピッタリで「染めてみたい!」と思い、苗を購入して栽培を始めたのは’20年5月でした。大阪でも育ちのだろうか?と心配だったので、一部は鉢植えにして冬が室内で管理し、一部は畑に地植えし、そのまま冬越ししてみました。

さすがに地植えのほうは冬に元気がなくなりましたが、枯れることはなく、初夏のころには元気に生長をはじめ、盛夏のころには繁茂しまし、鉢植えのものより大きな株になりました。

’20年5月、地植えしたばかりの月桃の苗。

▼ 1年目の夏。

▼ 2年目の夏。1年目とは比べものにならないほど大きくなりました。

さぁ! 茎や葉を収穫して、あのピンクを染めてみよう!と思い、なんどもチャレンジしたのですが、あのピンクにはなりませんでした。インターネットで検索した「アルカリ抽出法」でも、かつて本に紹介されていた色にはなりませんでした。

もう諦めていたころに、ふと「桜の染め方でやってみよう」と思い、早速に染めてみました。その結果が下の写真です。

繊維の種類や媒染を変え、さまざまな条件で染めてみて、その一部がようやく思うピンクに染まりました。 アルカリなどの科学的な助剤を使わない「月桃の染め方」を近いうちにホームページとYouTubeにUpします。楽しみにしていてください。

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