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伊賀上野城と大阪城|大阪から伊賀へ移り住んで感じた我が町の誇り

大阪で生まれ育った者にとって、大阪城(天守閣)の堂々とした圧倒的なスケールは、ある種の誇りです。ひとつ屋のブログにも、幾度となくその美しさを紹介してきました。
※ 以前のブログ『大阪歴史散歩② 天下の台所』もご覧ください。


8年前、伊賀へ移住して初めて「伊賀上野城」を見たときの正直な感想は「なんて小さな天守なんだろう」というものでした。大阪城の櫓ほどのサイズ感に、どこか物足りなさを感じていたのも無理はありません。

月日は流れ、伊賀の土に触れ、この地の風に吹かれて早や8年――。今、町へ出るたびに、無意識のうちにその白鳳の姿を視線で追っている自分に気づきます。

「もはやすっかり、“我が町の誇り”で、とても愛着を感じます。」

その言葉は、無理に馴染もうとした結果ではなく、日々の暮らしの積み重ねから自然と溢れ出したものです。城の裾野に広がる城下町の、なんともいえぬ風情。瓦屋根が連なる家並み。それらすべてが、自分の心のなかで“風景”から“故郷”へと、ゆっくりと色を変えていくのが分かります。

大阪の心を抱きながら、伊賀の呼吸で生きる――。上野城を見上げるとき「ここに来てよかったぁ~😁」と思うのはいつものことです。これからも、ここで静かに暮らしていきます!