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ベンガラと松煙(墨)によるロウケツ染めTシャツ(part1)

少し前に『天然顔料によるロウケツ染め』 と題して、弁柄(べんがら)や黄土(おうど)などの天然顔料を使ったロウケツ染めについて書きました。あくまでも実験的な試みだったのですが、思った以上に、よい感じだったので、今度は本格的にTシャツを作ろうと思い、作業を開始しました。


【天然顔料によるロウケツ染めの方法】


今回も前回と同様に、ちょっとアフリカっぽい感じのデザインです。というのも、僕のなかで“土顔料染め”といえば、“アフリカの泥染布”が連想され、ついつい それっぽいデザインになってしまいます。それでは、早速!! 作業開始です。

▼ まずはニット生地に下絵を描きます。

ベンガラと松煙(墨)によるロウケツ染めTシャツ(part1)

▼ 下絵にそって蝋(ろう)を置いていきます(防染力を高めるため、二度の蝋置きをします)。

ベンガラと松煙(墨)によるロウケツ染めTシャツ(part1)

▼ 蝋で囲んだ部分を天然顔料で染めていきます。

ベンガラと松煙(墨)によるロウケツ染めTシャツ(part1)

▼ ちなみに、こんな刷毛(はけ)を使って顔料を刷り込むように染めていきます。

ベンガラと松煙(墨)によるロウケツ染めTシャツ(part1)

今日の作業は、ここまでです。焦る気持ちを抑えて、土顔料で染めた部分が充分に乾くのを待つとしましょう。これが乾燥したら顔料の上から蝋で伏せ、布全体を浸染します。その作業は次回です。お楽しみにッ!!

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