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板締め絞り

伝統的な染めの技法の一つに「板締め絞り(いたじめしぼり)」というものがあります。文字どおりの “板で布を締めて絞り模様を施す” 技法で、ときどき浴衣などに見られる模様です。いわゆる伝統工芸っていうよりも、もう少し庶民的な民芸といわれるものに近い技法です。

民芸的な技法が大好きな僕ですが、実は、これを本格的に試したことがありません。そこで今回、見よう見まねで、板締め絞りにチャレンジしてみました。板締め絞りの染め方は、おおよそ下記のとおりです。

まずはスカーフ。長手方向にジャバラ折りした布(ストール)を、さらに三角形に折り重ねておきます。それが下の写真の状態です。

▼ ジャバラ折りして三角形に折ったストール
板締め絞り

▼ 三角形に折り重ねた布を板に挟み、クランプで締めておきます(三角形に板で挟んだりもしmす)。
板締め絞り

▼ これを染料に藍に浸して染めます。
板締め絞り

板締め絞り

▼ このクランプを外して、広げると、こんな模様が現れます。
板締め絞り

う~ん🤔 ビミョ~!? 正直のところの感想です。もう少し、自分なりの研究が必要なのですが、なんとなく、原理とコツはつかめました。当たり前のことなのかもしれませんが、物づくりって、一度目より二度目、二度目より三度目—と、回を重ねるごとに上手くなっていくものです。ただ、初めのころの失敗期を終えるまでが辛い。頑張ります!

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