ご近所の方々で運営している家庭菜園の一角を借りて草木染めの材料になる植物ばかりを育てる 【ひとつ屋染織農園】を始めたのは、2014年の春のことでした。
▼ まず初めに栽培を始めたのが「蓼藍(たであい)」。
▼ その後、夏の太陽を浴びて、随分と大きくなっていきます。
▼ これを収穫して、ついに染料を作りました(作り方は『沈殿藍(泥藍)の作り方』をご覧ください)。
▼ 自家製の藍で染めています。
▼ 染めた生地で作りました。
正直のところ、まだまだ市販されているような藍色にはなりませんが、それでも “自分で育てた藍を、自分で染料し、自分で染めて、自分で縫って、服にする” ってことで、これまで追い求めてきた “自分らしさ” に近づけた大きな手ごたえを感じています。染料メーカーが作った染料を、そのメーカーが推奨する方法で染めるのではなく“自分で育てた色を染める” ことに感動すら覚えます。まさに “物づくりの醍醐味” です。
これからは、もっともっと、もっと! オリジナルを研究していこうと思います。