今日は8月13日。お盆のお供えの準備ができました。
たくさんの果物やお菓子を並べたお供えの真ん中には、先日、『小さい“夏”見つけた!』で紹介した、我家の家庭菜園で育った小さな小さなスイカ。そして、ピーマンやナスも一緒に並べました。
そこへ、もう一つ。“ひとつ屋の繭”もお供えしました。
畑で野菜を育て、染料植物を育て、蚕を育てて繭をいただき、その繭から糸をつくる。日々の暮らしと仕事が混ざり合いながら、少しずつ今のひとつ屋ができています。
▼ 我家で採れた小さなスイカや野菜、そして“ひとつ屋の繭”も一緒にお供えしました。

畑で採れた野菜と、蚕がつくった繭を同じお供えの中に並べてみると、この一年、自分たちが何を育て、何をつくってきたのかが、そのまま目の前に並んでいるような気がしました。
どれも大きく立派なものではありません。小さなスイカに、少し不格好な野菜、そして一つひとつはとても軽い繭。それでも、すべて我家とひとつ屋の暮らしの中から生まれたものです。
今年できたもの、今取り組んでいること、うまくいったことも、まだまだ途中のこともあります。お供えを前に手を合わせながら、ご先祖様に、そんな今の暮らしぶりを報告しました。
「こんなことをしながら、元気に暮らしています」と。
こうしてお供えを眺めていると、その年、その家の暮らしぶりが、お盆にも自然と表れるものなのかもしれません。お盆のことをあらためて調べてみると、農林水産省の『日本の年中行事と食「お盆と精進料理」』という記事も見つけました。
昔から続いてきた行事ですが、決まった形を繰り返すだけではなく、その年に自分たちで育てたものを並べることで、今年は今年のお供えになるように思います。
小さなスイカも、野菜も、繭も。
今の我家、そして今のひとつ屋を、そのままご先祖様に見てもらいました。