ひとつ屋で取り扱う植物染料は、生薬として販売されているものであったり、専用の農園【ひとつ屋染織農園】で自家栽培したものであったりと、より安心・安全にお使いいただけるよう努めております。これらの草木染植物(植物染料)は、実店舗および 各web shop でお求めください。
※ なお、あくまで “染料” であり、生薬や化粧品、食品(飲食用)として許可を得たものではありませんので、染料以外でのご利用は自己責任でお願いしております。
植物染料【ア行】
私たち日本人にとって、とても身近な存在の小豆(あずき)。和菓子にはなくてはならないもので、抹茶とともにジャパニーズ・スイーツを代表する身近な食材です。今回は、そんな小豆で、草木染を楽しんでみました。その結果、淡いながらも小豆らしい赤みを帯びた色をはじめ、さまざまな色を染めることができました。手に入れやすく、染めた後の小豆は食べることもできます。ぜひ! チャレンジしてみてください。
アボカドはクスノキ科ワニナシ属の常緑高木で、和名では「鰐梨(ワニナシ)」というそうです。その果実は栄養が豊富で、しかも高カロリー! なので“森のバター”と呼ばれます。それなのに“アボカドを習慣的に食べると肥満が緩和される”そうです!そんなアボカドをたくさん食べた後は、その果皮で草木染を楽しんでみましょう。赤みを帯びた色を染めることができ、下染めしない綿の銅媒染で品のある桜色を表現できます。
茜(あかね)は草木染めを代表する植物の一つで、実際に“赤い根”をもつので、この名がついたのでしょう。インドアカネ(インド茜)を含め、世界にはセイヨウアカネ(西洋茜)、ニホンアカネ(日本茜)など、温帯から暖帯にかけて50種類以上があるといわれています。特に、このインドアカネは熱帯地方で栽培され、セイヨウアカネやニホンアカネに比べて根が太く、赤い色の発色もよいので、比較的染めやすい植物染料です。