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◆草木染植物(植物染料)サ行

ひとつ屋で取り扱う植物染料は、生薬として販売されているものであったり、専用の農園【ひとつ屋染織農園】で自家栽培したものであったりと、より安心・安全にお使いいただけるよう努めております。これらの草木染植物(植物染料)は、実店舗および 各web shop でお求めください。
※ なお、あくまで “染料” であり、生薬や化粧品、食品(飲食用)として許可を得たものではありませんので、染料以外でのご利用は自己責任でお願いしております。


植物染料【サ行】


ザクロ(石榴)果皮 【販売】

ザクロ(石榴)は庭木などの観賞用のほか、その実を食用として栽培されるミソハギ科ザクロ属の落葉小高木です。古来、ザクロは樹皮、根皮、花、果汁、種子など、その全てが生薬(漢方薬)として利用されてきました。特に、草木染では実の皮である果皮が用いられます。そその方法にもよりますが、おおよそアルミ媒染で黄色、銅媒染でベージュから茶褐色、鉄媒染で濃いグレーから黒色に染まります。

ザクロ

ザクロ


シコン(紫根)【販売】

生薬名(漢方薬名)ではコウシソウ(紅紫草)と呼ばれ、その文字どおり“紅”や“紫”の色をもつ植物です。ムラサキ科の多年草で、その根は昔からさまざまな薬にされ、同様に染料としても利用されてきました。江戸時代には生薬としての効能からか、それらで染めた布を病人の頭に巻いて病の平癒を願う習慣があったそうです。しかし、その染め方は一般的な草木染め以上に手間がかかったらしく、それゆえに、紫は高貴な色とされるようになったそうです。掲載の色サンプルは、アルコール抽出によるものです。

シコン(紫根)100g ◆ 草木染(材料)天然・植物染料

シコン(紫根)100g ◆ 草木染(材料)天然・植物染料


スオウ(蘇芳)【販売】

スオウ(蘇芳)は、インド及びマレー諸島を原産とするマメ科ジャケツイバラ亜科の植物で、その材には「ブラジリン」と呼ばれる成分が含まれ、オレンジ色をしています。古くからこの色素を抽出して草木染に用いてきました。奈良時代に渡来し、黒味を帯びた赤色褐色は「蘇芳色」として、日本の伝統色の一つになっています。ちなみに、アルミで媒染すると赤色、木灰などのアルカリ性では紫、鉄媒染すると黒っぽい紫になります。

スオウ(蘇芳) 100g ◆ 草木染(材料)天然・草木染植物染料

スオウ(蘇芳) 100g ◆ 草木染(材料)天然・草木染植物染料


草木染植物/植物染料

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