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緑綿(りょくめん)製品の開発|栽培から糸と布へ

「緑綿(りょくめん)」とは、染めなくても繊維自体が緑色を帯びている自然着色綿の一種です。

ひとつ屋で収穫した直後のワタは濃い緑色をしていますが、時間がたつにつれて黄緑色や灰色を帯びた色へ変化していきます。触れてみると非常に柔らかく、ほかの品種とは異なる、独特のやさしい風合いがあります。

自然着色綿は、染色しなくても色をもつという魅力がある一方、一般的な白綿より繊維が短い傾向があり、その個性に合った糸づくりが必要です。だからこそ、ゆっくりとワタを紡ぎ、素材の表情を残す「ガラ紡」との相性にも、大きな可能性を感じています。

ひとつ屋染織農園でも試験的に栽培し、その卓越したワタの質感に魅了されました。そこで、栽培量を増やし、ひとつ屋コットンの新しい素材として、ひとつ屋らしい製品化に取り組もうと考えています。


▼ 今年はタネを増やすための栽培をしている畑

タネを増やすために緑綿を栽培しているひとつ屋染織農園の畑

▼ 緑綿の花

ひとつ屋染織農園で咲いた緑綿の花

▼ 緑綿の実

ひとつ屋染織農園で育つ緑綿の実

▼ 収穫した緑綿のワタ

自然な緑色を帯びた収穫後の緑綿のワタ

▼ 緑色の繊維が残る緑綿のタネ

緑色の繊維が表面に残る緑綿のタネ

ある程度の収穫量を確保できるようになれば、ワタやタネの販売をはじめ、ガラ紡で紡いだ糸、草木染で染めた糸、さらには、それらを力織機で織った布の製品化を目指します。

畑で綿を育て、ワタから糸を紡ぎ、その糸を染め、最後に布へ織り上げる――。この数年、コツコツと積み上げてきた一つひとつの取り組みが、ここでようやく一本の道としてつながろうとしています。

ぜひ! これからのひとつ屋を楽しみにしていてください!!


ガラ紡を導入した当時の記録は、『ひとつ屋に「ガラ紡」がやってきた!』をご覧ください。

ネパールで力織機を探した経緯については、『ネパール大旅行記(5)「力織機を求めて」』で紹介しています。

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