照りつける太陽のもと、河原の風景も、すっかり夏模様です。
そんな、晴天が続いた7月のある日、工房でこんな柄のストールを染め始めています。
模様はスノーフレーク “雪の結晶” です。外の風景とは対照的なものを作っています。
藍でムラ染めした記事に、一枚が写真(上から2枚目)の半分の型紙に抜染糊を置いては乾かし、型紙を洗ってはまた糊を置くという作業を繰り返して、ようやく全面に置くまでに丸一日を要しました。
このところの暑さで、すでに夏バテ気味の僕には、ちょっと大変な作業でした。しかも、ドライヤーを使って糊を乾かすので、もう工房のなかは熱気ムンムン、汗はダラダラです。作業を一段落させて外に出ると空には夕刻の気配が漂い始めています。
とりあえず、今日は総柄の糊置きは終了です。これで糊を完全に乾燥させてから蒸してから糊を落とし、さらにフリンジをつけて完成する予定です。