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スーパー ムーン

昨夜は「スーパー ムーン」でした。といえば、何となく風情がありませんね。「十五夜」や「芋名月」といったほうが趣を感じます。

スーパー ムーン

古くから自然の美しいさまを「花鳥風月」に例えるほど、日本人は“月を美しいもの”として詩に詠んだり、さまざまな工芸品や書画の題材としてきました。学生のころに聞いた話ですが、日本人が月を美しいと感じるのとは反対に、欧米で月夜といえば、ドラキュラや狼男、ゾンビが現れる“不吉な夜”と感じていたそうです。

どちらも、月の引力が人に及ぼす影響があったのかもしれません。


そんな月を眺めるには、なんといっても “中秋の名月” です。今年(2024)は9月17日だったのですが、昨今の猛暑のせいで、そのころにはまだススキも穂を出していません。本来の中秋から約1カ月後、ようやく我が家では秋の夜長を楽しんでいます。

スーパー ムーン

ちなみに「芋名月」というのは、秋のこのころに里芋が収穫できるかららしく、今も所によっては団子の代わりに里芋を供える風習があるとか—。今年は【ひとつ屋染織農園】の片隅で里芋を栽培しています。そろそろの収穫が楽しみです。

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