先日のブログ『柿渋の型染め』の続きです。前回までに下の写真のような状態でした。
▼ 前回までに、地入れした生地の上から薄めた柿渋をハケで薄く染めています。
▼ その後も、濃度を上げながら柿渋を染め重ねていきます。
▼ 最終的には、こんな色になりました。
▼ 伸子に張ったまま乾かし、糊を落とせば完成です。これで “一応の完成” です。とても、いい色です!
でも、なぜ? “一応の完成” かといいますと、柿渋は太陽の光を浴びることで、より深みを増し、落ち着いた渋い色へと変化していきます。つまり、仕上げてくれるのは “おひさま” と “時間” というわけ。素敵じゃないですか!?