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台風第6号による畑の被害と、ひとつ屋の記録

2026年6月3日、台風第6号による、ひとつ屋の被害状況を報告します。

台風第6号は、6月上旬としては早い時期に日本へ接近した台風でした。気象庁は、6月3日に近畿地方、東海地方、関東甲信地方へ接近する見込みを発表し、暴風、大雨、河川の増水、低い土地の浸水などに警戒を呼びかけていました。

日本気象協会によると、台風第6号は6月3日午前4時半ごろ、和歌山県南部に上陸しました。6月に台風が上陸したのは、2012年以来14年ぶりとのことです。季節がまだ初夏に入ったばかりの時期に、これほど強い雨と風に見舞われるとは思っていませんでした。

ひとつ屋でも、朝から雨が続いていました。風も強く、畑に出ると、いつもの景色とは違う様子が広がっていました。青々と茂っていた作物は雨にぬれ、風にあおられていました。畑の土は水を含み、足元はぬかるんでいました。前日からの対策もむなしく、大きな被害を受けてしまいました⋯😭


▼ いよいよ養蚕の時期なのに、たくさんの桑の枝が折れてしまいました。

台風第6号のあと、枝が折れた桑の様子

▼ 収穫直前だった小麦も⋯😢

台風第6号のあと、倒れた小麦の畑

▼ 収穫直前だった亜麻も、開花直前の紅花も⋯😢

台風第6号のあと、雨にぬれた亜麻の畑
台風第6号のあと、雨にぬれた紅花の畑

せっかくここまで育ててきた作物が、台風による暴風雨にやられました。穂をつけていた作物は、大きく倒れていました。倒れた作物を前にすると、すぐに言葉が出ませんでした。ここまで育つまでに、どれだけの時間がかかったかを思うと、正直、心が折れてしまいそうです。


種をまき、苗を植え、草を取り、水を見て、天気を気にしてきました。作物は、人の都合に合わせて急には育ってくれません。季節に合わせ、雨に合わせ、気温に合わせながら、少しずつ育っていきます。だからこそ、一晩の暴風雨で景色が大きく変わってしまうと、気持ちが追いつきません。

▼ 開墾途中の畑も水浸し⋯😢

台風第6号のあと、水がたまった開墾途中の畑

畑の中には、水が流れている場所もありました。雨水が土を削りながら流れ、作物のまわりの状態も変わっていました。自然を相手にしている以上、こういうことがあるのは分かっています。それでも、分かっていることと、受け止められることは別です。

今日はまだ雨が降っています。風も強く、すぐに復旧作業へ入れる状態ではありません。タイミングが悪く、明日からは実店舗の改装が始まるので、畑の復旧は来週以降になりそうです⋯😢


屋根の上には、風で飛ばされた葉が多く残っていました。畑だけでなく、建物のまわりにも台風の影響が見えました。風がどれほど強かったのかを、あとから見せられているようでした。

台風第6号のあと、屋根の上に残った葉

ほんとうに、人生はうまくいかないものです。

ようやくここまで育ってきたと思ったところで、台風が来ました。ひと息つこうとすると、別のことが起きます。畑のことも、店のことも、暮らしのことも、予定どおりには進みません。

それでも、これもひとつ屋の日々です。うまくいった日だけを残すのではなく、こうして気持ちが折れそうになった日も、記録として残しておきたいと思います。

自然の中でものを作るということは、きれいな結果だけを受け取ることではありません。雨の日があります。風に倒される日があります。手が回らない日があります。気持ちが追いつかない日があります。

今日は、復旧の一歩までは進めません。まずは被害の様子を確認するところ精いっぱいです⋯😮‍💨