随分と前に大阪のデパートで、藍染めに馬の柄を配したTシャツを見ました。紺色の地に白馬(抜染)をポンポンと飛ばしただけのTシャツだったのですが、なぜか強い印象を受けました。
そのTシャツに描かれていたのは“西洋的なシルエットの馬”だったのですが、これが“東洋的なデザインの動物”だったら面白いだろうな と思っていたのですが、なかなか実際の作業に至りませんでした。が、先日ようやく型紙を彫りました。
▼考えたデザインは、これです。
どこかで見たことがありませんか? そうです! 伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)の『白象図』を元に染色用の型紙になるよう考えたものです。型にするのが意外に大変でした。
さぁ、どんなTシャツができることやら!? お楽しみに!!