蔵と一体化した物置を “染色のための作業スペース” にするためのリノベーション工程を紹介しています。前回は、リノベーション中の物置の前のスペースを薪置き場にしたことを書きました。今回は、いよいよ! 物置だったスペースを一気に作業場に変えていきます。最終回です。
※ 前回までの状況は『古民家に工房が完成!(5)』をご覧ください。
▼ 何もなくなった物置。
▼ 何もない状態のうちに、まずは床にニスを塗ります。予算の都合で、この上からフローリングやクッションフロアなどは貼らず、このままの床を使います――😅
で、ここからは水道屋さん、電気屋さん、そして工務店さんによる作業になります。
以前なら、こうした作業も可能な限り自分でやったのですが、今の私には、そんな元気と時間がありません――😭
伊賀に古民家を購入して以来、ことあるごとに お世話になってきた水道屋さん、電気屋さん、そして工務店さんの このチームは、私にとっての “アベンジャーズ” 。今回も大いに助けていただきました。
▼最初に床の一部をはいで、上下水道 および給湯の配管です。
▼ この工事の後は、染色作業場に不可欠なシンクと洗濯機を設置するための造作です。ここで電気の工事も終わっています。
▼ 下地作業が終わり、いよいよ!仕上げです。
▼ ようやく! つ・い・に!! 伊賀にも立派な作業場が完成しました。
2018年の初夏のころに、ここ伊賀に引っ越ししてきてちょうど6年--。直後にコロナのパンデミックがあり、予定していた何もかもが大幅に遅れましたが、その分 いろいろとじっくりと考えることもできました。
このたび完成した作業場では、ひとつ屋の製品づくりはもちろんのこと、里山の環境を生かした ここならではのワークショップも開催していこうと思っています。これからの【草木染工房 ひとつ屋】を何卒よろしくお願い申し上げます。