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【草木染】ヤマモモ

ヤマモモは「ヤマモモ科ヤマモモ属」の常緑樹で、6月ごろに桃のような果実をつけることからこの名がつけられました。見た目は桃のイメージではありませんが、ジャムや砂糖漬けにして食べることができます。しかし、草木染めに用いるのは、実ではなく、樹皮です。タンニンを多く含み、味わい深い色を染めることができます。


▼ 乾燥させたヤマモモの樹皮は古来「楊梅皮(ようばいひ)」と生薬として利用されてきました。


【山桃(やまもも)】


◆ 学名/Morella rubra ◆ 分類/ヤマモモ科ヤマモモ属
◆ 備考/山桃の名前は、その文字どおり、山に生えて桃のような果実をつけるに由来しています。中国語では「楊梅」と「梅」の字が用いられ、その樹皮は楊梅皮という生薬とされたり、草木染の染料とされたりしてきました。
◆ 染色/’20年5月20日、楊梅皮で、ウールを染めました。
◆ 媒染/先媒染(各媒染については、下記の色見本をご確認ください)


【山桃でウールを染める】


① 楊梅皮をを砕いてから水に入れ、約40分ほど焚いて染料を作ります。
② 布やザルで楊梅皮を濾し取り、染料を冷ましておきます。
③ あらかじめ水に浸しておいたウール(毛糸など)を媒染剤に入れ、弱火でゆっくり温度を上げて沸騰したらながら染めていきます。
④ 媒染したウールを軽く水洗いし、冷ましておいた染料に入れ、弱火でゆっくり温度を上げながら染めていきます。色むらにならないよう、時より攪拌してください。ただし、激しく動かさないでください。
⑤ 染料が沸騰したら火を止め、そのまま放冷します。
⑥ ⑤が覚めたらウールを取り出し、ぬるま湯でよくすすぎ、風通しのよい日かげで乾燥すれば完成です。
※ ウールを染めるときは急騰・急冷を避け、染色中もあまり動かさず、フェルト化しないよう注意が必要です。


【各媒染による色見本】

※写真下の説明「被染材(濃染=カチオン処理済)/媒染剤/コメント」


羊毛/アルミ

羊毛/アルミ

羊毛/鉄

羊毛/鉄

羊毛/銅

羊毛/銅

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