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「青山ふるさと美術文化展覧会」に浴衣を出展

今年も「青山ふるさと美術文化展覧会」の季節がやってきました。地元の方々が丹精込めて作られた作品が並ぶ、あたたかい展示会です。その空間の一角に、今年も私の作品を飾っていただいています。

出展しているのは、浴衣「四十八滝」。伊賀で育てた藍を使い、松煙(墨)を加えて絞り染めにした男性用の浴衣です。清らかな水と深い森がつくり出す、あの「赤目四十八滝」の神秘的な空気――。その風景がふっとよみがえるような一着になればと思いながら染めました。

会場で広げられた姿を見ると、折りたたんでいたときとはまったく違う表情を見せます。藍は光の角度で濃淡が変わり、松煙の揺らぎが布の上で静かに動きます。染めているときには見えなかった一面が現れ、我ながら何だか布が呼吸しているようにも感じられました。


展覧会案内


第59回 青山ふるさと美術文化展覧会
【場所】青山ホール(三重県伊賀市阿保1411)
【展覧時間】
・11月15日(土)・16日(日) 9:00~17:00
・11月17日(月)       9:00~正午

絵画、写真、書、工芸など、地域で活動されている皆さんの作品が一堂に会し、会場全体にやさしい熱気があります。
その中で私の浴衣も、静かに佇んでいます。

お近くの方は、よろしければゆっくりご覧ください。
布に宿る藍の気配や、森のひそやかな風が、少しでも伝わればうれしく思います。

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