下の写真は、納屋の屋根裏です。
以前の住人が古い農具や廃材をしまい込んでいたらしく、まるでタイムカプセルのような空間でした。
昨日のブログ『三寸大工』で書いた「棚」の材料も、ここから引っ張り出したものです。


あの棚のほかにも、何やかんやと作ってきたので、これでもずいぶん片づいたほう――。
それでも、まだまだ“過去の名残”があちこちに残っています。
では、なぜ前の住人が大きな廃材までをわざわざ屋根裏に引き上げていたかというと、おそらく納屋の天井裏がいちばん湿気の少ない場所だったからでしょう。
実際、ここに置かれた木はどれもよく乾いていて、古いわりに状態が良好です。
昔の人の知恵には、つくづく感心します。
つまり、田舎の古民家暮らしで厄介なのが“湿気”なんです。
夏場など、小旅行で家を閉めておくと、たった数日で家中がカビ臭くなるほど。
そんな環境では、せっかく収穫した植物染料の保管にも苦労します。
密封容器に乾燥剤を入れて保管しているものの、これがなかなかの出費—(涙)。
そこで目を付けたのが、この屋根裏。ここなら湿気を逃れられるはず! と夏に思いついたのですが、しかし、その季節は灼熱地獄。さすがに作業は無理なので、冬を待って整理し、ここを「染料のストックと乾燥のための場」に改装する計画を立てました。
もちろん、三寸大工のDIYで。
これもまた、ひとつ屋の小さな進化です。どうぞ楽しみにしていてください。