カテゴリー: ブログ

ひとつ屋の日々の仕事や判断、その背景にある考えを、いくつかのカテゴリーに分けて記録しています。畑で植物を育て、染め、織り、道具を整え、作り続ける。その過程で起きた迷いや選択を、現場の視点から綴っています。完成品だけでなく、そこに至るまでの時間や思考も含めて残す記録です。

  • 『あべのハルカス 三十六景』 第十三景 「阿倍野家並ノ景」

    『あべのハルカス 三十六景』 第十三景 「阿倍野家並ノ景」

    葛飾北斎の『富嶽三十六景』にちなんで始めた『あべのハルカス 三十六景』。第十三景となる今回は、わが工房 【ひとつ屋】 の物干し台から眺めたハルカスです。

    『あべのハルカス 三十六景』 第十三景 「阿倍野家並ノ景」

    工房のリノベーション(リフォーム)が一段落したので、ちらかり放題だった部屋を大掃除しました。改装工事でホコリだらけになっていたカーテンやマットも、一気に洗濯し、カゴいっぱいの洗濯物をもって、古い木の物干し台に上がれば、目の前には巨大なハルカスがそびえ立っています。

    この辺りは、太平洋戦争でも空襲を免れたところで、大阪市内にあっても比較的多くの古い家が残っています。ひとつ屋も、そんな古家の一つで、周囲の家々とともに低い家並をつくっています。五月の空に “甍の波と鯉のぼり” ならぬ、あべのハルカスの風景が印象的です。

  • DIY セルフリノベーション『珪藻土で仕上げる (無理やり!? 完結編)』

    DIY セルフリノベーション『珪藻土で仕上げる (無理やり!? 完結編)』

    何度やっても、うまくいかない珪藻土の壁。正直のところ、もうかなり疲れています。


    ▼ リベンジだ!! と塗り直した壁にも気泡が入ったり—
    DIY セルフリノベーション『珪藻土で仕上げる (無理やり!? 完結編)』

    ▼ 下地のシミが浮かび上がったりしています。
    DIY セルフリノベーション『珪藻土で仕上げる (無理やり!? 完結編)』

    さすがに、もういいです。諦めることにします—。

    ドヨ~ン と、へこんでいるときに、物づくり学校時代の先輩が陣中見舞いにやってきてくれて「壁の色を変えたら!? 全部が同じ色じゃなくてもいいんじゃないの!?」と。心のどこかで、そういう方法もあるな!? と思っていながらも、“骨の髄まで日本人”の僕にとって、部屋内の壁の一面だけを別の色にするには、すっごく抵抗がありました。が、何度やっても下地のシミが浮かび上がるばかりなので、ペンキを塗ってシミを隠すとともに、壁を二色に塗り分けることにしました。

    が、ここまで頑張って塗り壁にしたのに、ただ上からペンキを塗ってしまうのはイヤなので、ここで、ひと工夫! とばかりに、こんなものを使ってみました。

    DIY セルフリノベーション『珪藻土で仕上げる (無理やり!? 完結編)』

    ▼ 容器のなかには細かい砂が入っています。
    DIY セルフリノベーション『珪藻土で仕上げる (無理やり!? 完結編)』

    本来、これはペンキ(床用)に混ぜてコンクリートなどの床に塗り、摩擦係数をあげて滑り止めにするものなのですが、あえてこれを壁に塗るペンキに混ぜて“土壁のような雰囲気”をなるよう試みます。もちろん、思いつきなので、うまくいくは??????です。

    ▼ もう悩んでいても仕方ないので、早速!! ペンキ塗り開始です。
    DIY セルフリノベーション『珪藻土で仕上げる (無理やり!? 完結編)』

    DIY セルフリノベーション『珪藻土で仕上げる (無理やり!? 完結編)』

    DIY セルフリノベーション『珪藻土で仕上げる (無理やり!? 完結編)』

    ツヤ消しのペンキを2色を調合して土っぽい色を作りさらに、砂を混ぜて塗ってみました。予想以上に、すっごくいい感じです!

    DIY セルフリノベーション『珪藻土で仕上げる (無理やり!? 完結編)』

    DIY セルフリノベーション『珪藻土で仕上げる (無理やり!? 完結編)』

    もう一方の壁は、三度も珪藻土を塗り直しましたが、塗りムラがひどく、はやり思ったようにはなりませんでした。でも、まぁ! これも手作りのアジということでOKにします。

    DIY セルフリノベーション『珪藻土で仕上げる (無理やり!? 完結編)』

    これにて第二期工事終了です!!

    今後は、染色作品を作りながらも、什器(家具)の製作をもやってしまおうという“無謀な第三期工事”です。それらが終われば、最後に床を張って、いよいよオープンというわけなのですが、今しばらく、工房&お店づくりに、お付き合いください。これからも、よろしくお願いします!!

  • インド藍を栽培する

    インド藍を栽培する

    ひと言で「藍染め」といっても、地域によって用いる植物が異なります。日本ではタデ科の一年生植物の「蓼藍(たであい)」を用いますが、沖縄ではキツネノマゴ科の多年草植物の「琉球藍(りゅうきゅうあい)」、そしてインドではマメ科コマツナギ属の植物の「インド藍」が用いられます。

    ▼ ひとつ屋染織農園でも 「蓼藍」を栽培中。
    インド藍を栽培する

    ▼ これが インド藍の種。とても小さな種です。今年は「インド藍」の栽培にも挑戦します。
    インド藍を栽培する

    ▼ 数日前に植えたところ、芽を出しました。
    インド藍を栽培する

    でも、熱帯の植物なので日本で育つかは不安です。が、頑張って育ててみます!

  • 作品と向き合う

    作品と向き合う

    独学だった染色技法の向上のために、指導者について本格的に学び始めてから3年が過ぎ、学びたかったことにもメドがついたので、そろそろ卒業しようかと思っています。

    作品と向き合う

    ところが、よく考えてみれば、ひとつ屋の改装工事が終わりに近づき、新しい工房で本格的な創作活動が行えるというのに、ふと「今やめてはダメだ。 むしろこれからしっかりと勉強しなければ!! 」という思いにかられ、逆に今までより長い授業をとることにしました。

    となると、一つの作品にかける制作時間も長くなり、先生も「これまで以上に一つ一つの作品と向き合ってみてください」と、おっしゃいました。

    作品と向き合うか––。

    工事中は工房での制作ができなかったので、染色の学校では“あれもこれもやっておかないと”と、段取りばかりを気にしていた僕にとって、先生が何気におっしゃった言葉が、とても胸に響きました。改めて、この言葉を真摯に受け止め、自分の染色作品と向き合ってみようと思っています。

  • DIY セルフリノベーション『珪藻土で仕上げる ④』

    DIY セルフリノベーション『珪藻土で仕上げる ④』

    ん~ん、やっぱりうまくいきません—。

    前回のブログ『珪藻土で壁を仕上げる ③』続き。悪戦苦闘中の珪藻土の壁。この作業の終了で、一応の区切りがつくはずだったDIY改装工事ですが、いまだ納得できる仕上がりになりません。先日、珪藻土を塗った壁にも、はやり気泡が入っています。なぜ!?


    ▼ 気泡が入ってしまう😭
    DIY セルフリノベーション『珪藻土で仕上げる ④』

    しかも、シミ下地から浮かび上がったアクがシミにもなってます。正直、かなり凹んでいます。そのうえ、予定していた以上の珪藻土を使うこととなり、これ以上の塗り重ねは断念します。なにか違う方法で仕上げるとします。