カテゴリー: ブログ

ひとつ屋の日々の仕事や判断、その背景にある考えを、いくつかのカテゴリーに分けて記録しています。畑で植物を育て、染め、織り、道具を整え、作り続ける。その過程で起きた迷いや選択を、現場の視点から綴っています。完成品だけでなく、そこに至るまでの時間や思考も含めて残す記録です。

  • DIY セルフリノベーション「トイレ」①

    DIY セルフリノベーション「トイレ」①

    いよいよ1階(店舗)のリフォームが始まりました。まずは、僕が思っていることが本当にできるのか!? という実験的な意味を含んで、失敗しても被害を最小限に留めることができる小さな空間「トイレ」から作業を始めることにします。


    まずは便器や鏡、洗面台などを取り外し、トイレを改装できるような状態に戻します。

    ▼ before
    DIY セルフリノベーション「トイレ」①

    ▼ after
    DIY セルフリノベーション「トイレ」①


    この後、壁や天上のクロスをはじめ、床材に張ってあったクッションフロアも剥がして、このトイレが完成する前の状態にします。丸一日かかって作業は完了。次は、内装に取り掛かります。


    ひとつ屋のセルフリノベーション(DIYリフォーム)に関するご質問などがございましたら、お気軽にお問い合わせください。

  • DIYセルフリノベーション 第二期改装工事開始!!

    DIYセルフリノベーション 第二期改装工事開始!!

    新しい工房へ越してきてから来月で一年になります(早いものです)。DIYでセルフリノベーションした2階の作業場はすっかり落ち着き、ここで作った作品ばかりで展覧会『日月展』を開催できるほどになりました。が、1階は依然このありさまです。

    DIYセルフリノベーション 第二期改装工事開始!!

    2階工事の作業場として使ったままです。

    涼しくなったら1階も改装を始めよう、やっぱ展覧会の準備が終わったら始めよう――と、先延ばしにばかりしていた工事ですが、いよいよ涼しくもなったし、展覧会の準備も終わったので、もう言い訳ができません。 さぁ、腹をくくってDIYでのリノベーション(リフォーム )の第二期改装工事を始めることにします。

    1階はショップになる予定ですが、シンプルな雰囲気にしたいので、壁面には漆喰を使おうと思っています。しかし、素人が漆喰を塗るのは非常に難しいらしく、まずは小さなスペースで、うまくいくかの試しをする予定です。ということで、1階の改装はトイレから始めます。

    DIYセルフリノベーション 第二期改装工事開始!!

    DIYセルフリノベーション 第二期改装工事開始!!

    こんなトイレがどうなりますやら—。楽しみにしていてください!!

  • 日月展 ~お日さまとお月さまをテーマにした4人展~

    日月展 ~お日さまとお月さまをテーマにした4人展~

    いよいよ!! 2013年10月7日から 『 日月展 ~お日さまとお月さまをテーマにした4人展~ 』 を日本橋(大阪)近くの筆屋ギャラリーさんで開催します。文字どおり「太陽」と「月」をテーマにした展覧会で、僕のほかにもジュエリー、イラストレーション、クラフトと、さまざまな分野から素晴らしい作品が出展されます。

    僕は、天然染料のみを使って布を染め、それを縫ったTシャツやカバンなど8点ほど出展させていただきます。もちろん、テーマは太陽と月――。悩みに悩んだあげくに手間のかかった作品になりましたが、どれも納得のできになりました。


    ▼ お時間があれば、ぜひ!! 見に来てください!!

  • 『あべのハルカス 三十六景』 第十一景 「愛染堂勝鬘院」

    『あべのハルカス 三十六景』 第十一景 「愛染堂勝鬘院」

    葛飾北斎の『富嶽三十六景』にちなんで始めた『あべのハルカス 三十六景』。第十一景となる今回は 「愛染さん」 の名で親しまれている天王寺区の愛染堂勝鬘院(あいぜんどうしょうまいん)からのハルカスです。

    『あべのハルカス 三十六景』 第十一景 「愛染堂勝鬘院」
    といっても、周辺の建物に遮られ、ハルカスはわずかに写っているばかりです。それもそのはず、ここは大阪を代表する繁華街の一つ“天王寺・阿倍野界隈”にあり、周囲を高層マンションや大きなビルに囲まれています。が、かつては ↓ こんな風景だったようです。

    『あべのハルカス 三十六景』 第十一景 「愛染堂勝鬘院」
    『摂津名所図絵』

    でも驚きなのが、名所図会に描かれているとおりの伽藍と多宝塔が今も残されているんですよ。それが下の写真。図会の中央より上に描かれている小さな御堂と多宝塔です。

    『あべのハルカス 三十六景』 第十一景 「愛染堂勝鬘院」

    『あべのハルカス 三十六景』 第十一景 「愛染堂勝鬘院」

    そして、多宝塔の前には こんな立札が—。

    『あべのハルカス 三十六景』 第十一景 「愛染堂勝鬘院」
    僕も「愛染さん」のことは知っていましたが、聖徳太子の時代からの歴史があり、再建されてからでも400年以上もたつ多宝塔があるなんて、このたび始めてしりました。特に、こんな大阪市内のド真ん中にあって、戦争中の空襲にも焼けずに残っていたことに驚きです。また長いの年月のなかでは、いく度となく台風や地震もあったろうに――。その堂々たる姿の向こうに聳え立つハルカスとの時代を越えた競演が印象的な風景です。

  • 二上山(ふたかみやま)

    二上山(ふたかみやま)

    僕の暮らす大阪市の西南部、その最も西部ともいえる大和川(やまとがわ)の河口から遠くに奈良の二上山(にじょうざん)が見えるんですよ。

    二上山(ふたかみやま)

    グ~ンとズームインすると
    ほらねッ!

    二上山(ふたかみやま)
    二上山は東から見たとき、二つの山(雄岳と雌岳)の間に太陽が沈むことから神聖な場所として人々の信仰を集め、古くは「ふたかみやま」と呼ばれていました。古代、この山の周辺が政治の中心地となり、上の写真を撮った付近’かつての住吉津)ら山に向かって日本で最初の国道「竹内街道」が作られたそうです。

    また、謀反の疑いをかけられ、自らの命をたった大津皇子(おおつのみこ)が二上山に埋葬されたとか。万葉集には、最愛の弟を失った姉の大伯皇女(おおくのひめみこ)が

    宇都曽見乃 人尓有吾哉
    従明日者 二上山乎 弟世登吾将見

    と呼んだそうです。その意味は「この世の人である私、明日からは二上山を弟と思って眺めるほかなくなってしまった」という悲しい詩です。

    いつも遠くから眺めている二上山に、こんな悲しい逸話があったことを始めて知りました。機会があれば、ゆっくりと飛鳥地方を巡ってみたいものだと思います。