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  • 枇杷葉での染め方(前編)

    枇杷葉での染め方(前編)

    まず、これが枇杷の葉です。

    枇杷は優しい木の実だからぁ~♪ の歌でも知られる枇杷は、果物として食べるばかりでなく、その葉を煮出して作るお茶は、夏バテや食あたりの予防薬としても飲まれてきました。 最近では、葉に含まれるアミグダリンやタンニン、サポニンなど、数多くの成分が、疲労回復や糖尿病予防、アレルギーの改善など、さまざまな症状に効果があると分かってきました。特に「ビタミンB17」とも呼ばれるアミグダリンは、ガン予防にも効果があるのではないかと期待されているそうです。


    枇杷葉での染め方


    ① まず枇杷の葉を1㎝ほどに切ります。

    枇杷

    ② ひとつ屋では、これを一旦 乾燥させてから煮出します。

    枇杷葉での染め方

    ③ しばらく煮出すと、こんな色になります。

    枇杷葉での染め方

    今回は、炊いたり、冷ましたりを繰り返しながら、かなり濃くて煮出してみました。これが、いわゆる“枇杷葉茶”の状態です(琵琶葉の作り方には、このほかにもいくつかの方法があるようです)。おいしそうな甘い香りがします。体にも良さそうです。

    よい染料ができたので、いよいよ次回はスカーフを染めます。どんな色になるかのか!? お楽しみに!

    ▼ 枇杷葉での染め方(後編)へ続く。

  • 枇杷の苗木

    枇杷の苗木

    古くから染料として用いられてきた枇杷の葉。先日、改装工事の材料を買いにホームセンターに行ったときに園芸売場で枇杷の苗木を見つけました。大きく育つ木なので本来は地植えがいいのでしょうが、添えられていた解説書には、鉢植えでもOKだとのこと。

    庭をもたない都会暮らしの身ですが、早速!! 購入して鉢植えにしました。

    枇杷の苗木
    小さな鉢植えなので、実を採ったり、葉を採取するには無理があるかもしれませんが、店ができたとき、枇杷染めに興味をもっていただいたお客さんに「これが枇杷の木ですよ」な~んて説明できたらいいなと考えています。

  • 枇杷葉染めの準備

    枇杷葉染めの準備

    以前から、これで染めてみたい!! と思っている植物に「枇杷(びわ)」があります。そう思って、工房の近所で枇杷の木を探すと、あちらこちらでよく見かける庭木でした。

    そこで、改めて調べてみると、今から三千年も昔の経典のなかに「枇杷は大変に優れた薬効をもち、生きとし生けるものの万病を治す植物」として紹介されているそうです。日本でも、奈良時代に光明皇后が施薬院で貧しい病気の人々の治療に枇杷の効能を用いたといわれています。以来、枇杷が寺院に植えられるようになり、さらには民間療法(薬)として人気の庭木となったそうです。

    枇杷葉染めの準備

    千年以上も日本人に愛されてきた枇杷ですが、その薬効はもちろんのこと、甘くて美味しいフルーツが増えた最近では、果物としても存在価値が薄れてしまいました。手入れされることもなく荒れるに任せている枇杷の庭木も見受けられます。そんな一軒のお宅にお願いして枇杷の枝を切らせていただきました。。

    枇杷葉染めの準備
    草木染の染料にするのは実でなく、葉の部分です。まずは細かく刻んで干します。今までに一度も枇杷葉を使って染めたことがないので、正直のところ、正しい方法が分かりません。たぶん、オレンジからピンク色に染まるはずなのですが—🤔 染め上がりを楽しみにしていてください!!