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枇杷葉での染め方(前編)

まず、これが枇杷の葉です。

枇杷は優しい木の実だからぁ~♪ の歌でも知られる枇杷は、果物として食べるばかりでなく、その葉を煮出して作るお茶は、夏バテや食あたりの予防薬としても飲まれてきました。 最近では、葉に含まれるアミグダリンやタンニン、サポニンなど、数多くの成分が、疲労回復や糖尿病予防、アレルギーの改善など、さまざまな症状に効果があると分かってきました。特に「ビタミンB17」とも呼ばれるアミグダリンは、ガン予防にも効果があるのではないかと期待されているそうです。


枇杷葉での染め方


① まず枇杷の葉を1㎝ほどに切ります。

枇杷

② ひとつ屋では、これを一旦 乾燥させてから煮出します。

枇杷葉での染め方

③ しばらく煮出すと、こんな色になります。

枇杷葉での染め方

今回は、炊いたり、冷ましたりを繰り返しながら、かなり濃くて煮出してみました。これが、いわゆる“枇杷葉茶”の状態です(琵琶葉の作り方には、このほかにもいくつかの方法があるようです)。おいしそうな甘い香りがします。体にも良さそうです。

よい染料ができたので、いよいよ次回はスカーフを染めます。どんな色になるかのか!? お楽しみに!

▼ 枇杷葉での染め方(後編)へ続く。

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