タグ: 生根神社

  • 二つの故郷

    二つの故郷

    田舎暮らしに憧れ、大阪を離れて三重県(伊賀)の山里に古民家を購入したのは2018年の初夏のころでした。早いもので、もう7年が過ぎました。ここでの暮らしにも慣れ、最近では大阪にいても「早く伊賀に帰りたいなぁ~」と思うことがしばしばです。

    そんなおり、大阪の知人から短い動画が送られてきました。

    そういえば、今日は生まれ育った街の夏祭り――。100年以上前に祖父がここに移り住んで以来、父、私、息子と毎年欠かさず見た故郷の風物詩です。今、この地を離れても、私には忘れられない夏の思い出が、この動画の風景にはいっぱい詰まっています。

  • だいがく祭と勝間木綿

    だいがく祭と勝間木綿

    私の暮す地域では、7月24日、25日に夏祭りが催されます。かつて、この辺りは「勝間(こつま)木綿」と呼ばれた綿花の産地であったそうです。今ではすっかり都会になって、勝間木綿も失われてしまいましたが、この夏祭りだけが、ここが農村だったことを今に伝えてくれています。

    高さ20mもの柱に70個の提灯を飾りつけた「だいがく」と呼ばれる櫓(やぐら)は、たわわに実った農作物を提灯があらわし、上部に取り付けられた数多くの鈴が雷や雨をあらわしているそうです。つまりは、豊作と雨を願う素朴な農民の祭りだったというわけです。

    そういえば、ちょうど木に綿が実っているかのようです。木綿の産地のこと、もしかしたら綿花の豊作そのものをあらわしているのかもしれません。

    かつて、このほかにも同様の「だいがく」があったらしいのですが、この一基を残して戦災で失われたそうです。

    今、栽培している和綿は勝間木綿ではありませんが、連日の猛暑で少し元気がないように思うので、この神事に私も雨と豊作を祈願しました。

  • 氏神さまの夏祭り

    氏神さまの夏祭り

    ひと月以上も前にケガした膝(ひざ)が、いまだに痛みます。立ったり、座ったりすると違和感があるので、何をするのも億劫です。この一カ月ほど、なかば〝引きこもり〟状態でした。

    お医者がいうには、僕が思っていた以上に重傷だったらしく、今も注射とリハビリが続いています。おかげで歩くのは随分と楽になりました。そこで、先日は近所の氏神さまの夏祭りへ行ってきました。

    氏神さまの夏祭り

    足をかばいながら歩く僕の後姿に、妻は 「もう、おじいさんやなぁ~」 と、ひと言—(涙)。ともかく、子供のころから慣れ親しんだ氏神さまの夏祭りを見て、懐かしくもあり、嬉しくもあり、少し元気をもらいました。もう若くはないことを実感した今回のケガ。これからは体をいたわるのはもちろんのこと、今という時間を大切にしなければ!! と痛切に感じています。

    また頑張って作っていきます(ご心配をおかけしました)。