タグ: 草木染

  • 卓上手織り機で

    卓上手織り機で

    早いもので、もう10月も半ば。街も、秋から冬へと装いを変えつつあります。僕が、ちょこちょこと顔を出す生地屋さんの店先にも、ウールの毛糸が並ぶようになりました。これを見て、毎年 思うのが “手織り”をしよう!! なのですが、この数年、そんな時間が全くとれず、それを実行するには至っていません。

    ところが、先日 「あかん!! このままでは、せっかく覚えた織り方を忘れてまうわッ!」 と思い、ついに最も簡単な卓上の織り機を押入れから引っ張り出してきて、まずは カンが取り戻せれば・・・ と、あまっていた毛糸を寄せ集めて織ってみることにしました。

    ▼ まずは、経糸(たていと)をかけ、やっと織り始めます。ここまでで数時間 😅
    卓上手織り機で

    卓上手織り機で

    ▼ 緯糸(よこいと)を織って、織って、また織って――。
    卓上手織り機で

    ▼ 久しぶりの織りで、もう肩はバキバキ、目はショボショボ ですが、数年ぶりの作業にしては、まずまずの出来栄え。あまり毛糸の寄せ集めで、デザインとしてイマイチですが――。

    卓上手織り機で

    実は、数年ぶりに織りを復活させたのには理由があります。というのも、タンパク質でできている動物性繊維(ウールやシルク)は、植物染料(草木染)と相性がよく、色落ちしにくい性質があります。天然染料にこだわって作品づくりをやっていく以上“適材適所”を考えようと、まずはウールを使った織りを復活させた訳です。卓上の簡単な織り機とはいえ、いろんなものが作れそうです。

  • オーガニック染料ーー「ぼかし」と「コンポスト」

    オーガニック染料ーー「ぼかし」と「コンポスト」

    「オーガニック」とは「有機の」という意味で、化学肥料や農薬に頼ることなく作物を育てる農法をいいます。日本では、さらに厳しい規定が設けられており、これをクリアしたものには「オーガニック(有機栽培) JASマーク」がつけられるようになっています。

    そこまでのことはできていませんが、【ひとつ屋染織農園】でも化学肥料や農薬に頼ることなく、有機肥料でオーガニックな染料植物を育てています。

    ▼ まず取り組んだのが 「ぼかし」という肥料作りです。
    オーガニック染料ーー「ぼかし」と「コンポスト」

    この肥料は、油粕や米ぬか、もみ殻(燻炭)などを混ぜ合せ、発酵させたもので、有機栽培等には欠かせない肥料の一つです。化学肥料に比べると分解速度が遅いので、速効性には欠けますが、安心できる肥料です。

    ▼ ひとつ屋では、茶殻を入れて作っています。
    オーガニック染料ーー「ぼかし」と「コンポスト」

    ▼ 最近になって、こんなものも始めました。
    オーガニック染料ーー「ぼかし」と「コンポスト」

    ▼ これはコンポスト です。半分を土に埋めるようにし畑の一角に設置しました。
    オーガニック染料ーー「ぼかし」と「コンポスト」

    ▼ 発酵を促進させてくれる種菌を入れました。
    オーガニック染料ーー「ぼかし」と「コンポスト」

    わずかながらもコンポストでたい肥づくりを開始しました。今までは匂いが気になって投入しなかった“生ゴミ”も、これからは設置場所が畑とあって入れることができるので、より効果的な肥料になるうえに“エコ”にもつながります。こうして育てた植物から得る “オーガニック染料” が、とても楽しみです!

  • 紅花の収穫

    紅花の収穫

    小さいながら染織のための植物ばかりを栽培する農園【ひとつ屋染料農園】を初めてから数カ月になります。今は藍や紅花(blog『紅花と藍』を参照ください)を栽培しているのですが、先日、初めての花が咲き、ついに! 収穫に至ることができました(blog『藍も紅花も元気に育っています』『晴耕雨読ならぬ—』などを参照ください)。


    ▼ 春、ひとつ屋染織農園にまいた紅花のタネが発芽しました。
    紅花の収穫

    ▼ 陽春の日差しを受けて生長する紅花。
    紅花の収穫

    ▼ そのうちに大きな蕾(つぼみ)をつけました。
    紅花の収穫

    ▼ そして、アザミのような形の花を咲かせました。この花びらが染料となります。
    紅花の収穫

    ▼ 先日、ようやく収穫することができました。
    紅花の収穫

    といっても、これだけの量の収穫です。それでも、記念すべき! 初の “自家製紅花” の収穫。ちなみに、これから花が次々に咲いていくはずです。少量ずつ積んでは乾燥させてためていき、最終的にはスカーフの一本くらい染めてみたいと思っています。何より、今年は試験的な栽培で失敗も多く、たんさんの紅花がとれそうにはありませんが、とてもよい勉強になりました。早くも来年のことを考えています。

  • 藍も紅花も元気に育っています。

    藍も紅花も元気に育っています。

    近所の家庭菜園の一角を借りて始めた “ひとつ屋の染料園” 。春に種をまいた染藍も紅花 も、初夏の陽ざしを浴びて順調に生育してます。

    ▼ 藍です。生葉染めのための収穫までには、もう少し時間が必要です。

    ▼ 紅花には大きなツボミがつきました。

  • ヨウシュヤマゴボウの収穫

    ヨウシュヤマゴボウの収穫

    まだ暑い盛りに『美しいものには“毒”がある!?』と題して、ヨウシュヤマゴボウのことについて書きました。あのころは、まだ青かったヤマゴボウの実も、一ヶ月がたって色づきました。さすが別名「インクベリー」といわれる実だけあって、濃くてきれいな色をしています。

    ▼ 8月にはまだ青い実でした。
    ヨウシュヤマゴボウの収穫

    ▼ 朝夕が涼しくなるころには、いい色になります。
    ヨウシュヤマゴボウの収穫

    ▼ たっぷり収穫させていただきました。

    ヨウシュヤマゴボウの収穫

    実は、ヤマゴボウで染めるのは始めてなんです。まずは試験的にコットンのスカーフを染めようと思っています。さぁ、どんな具合になりますから――。また報告しますので、楽しみにしていてください!!