今日は私たちにとって大切な日です。『ネパール旅行記』の投稿をお休みして、遠い異国から静かに平和を祈ります。
同じ写真を使って『鎮魂』というタイトルのブログを投稿したのは、今からちょうど10年前の8月15日のことでした。それは“終戦70年”という節目の日。そして今日は終戦から80年目の日ということになります。
10年前、私は中学生の父であり、80数年前に叔父が出征するときに撮られた写真を見ながら「平和であるなら青春を謳歌しているはずの16,7歳の子に日の丸を結びつけ、“最後になるかもしれない写真” “遺影になるかもしれない写真” を撮って戦地(予科練)へ送り出す親の心を思うと、ただただ身が震えます」と書きました。
※「予科練(よかれん)」とは、正式名称を「海軍飛行予科練習生」といい、旧日本海軍で航空機搭乗員を養成するための制度のことです。14歳半から17歳頃の少年たちが、全国から試験で選ばれて、搭乗員としての基礎教育を受けました。特に、大戦末期には特別攻撃隊員(特攻兵)として多くが戦死したそうです。

そして、あえて今日という日に叔父の写真をAIによるカラー化” をしてみました。

なんとリアルなんでしょう! まるで最近撮った写真か、ドラマのワンシーンかのようで、少年たちが戦争に巻き込まれていった当時のことを真に迫って感じられます。
ちなみに、私は子供のころから叔父によく似ているといわれていました。『ネパール旅行記』の冒頭に掲載した私の写真は、この写真の叔父と同じ年齢のころです。生きる時代が違うと、こうも顔つきが違ってくることを実感します。平和な時代に生まれ育ったことに感謝するばかり。と同時に、写真が他人事ではなかったことを感じさせられます。

今日、太平洋戦争が終わって80年目の日を迎えました。
これまでの戦争で亡くなったすべての方に衷心より哀悼の意を捧げます。