カテゴリー: 田舎暮らし

このカテゴリーでは、ひとつ屋の田舎暮らしの日々を記録しています。畑仕事や季節の移ろい、プチ自給自足の食生活、身体の疲れや小さな喜び。特別な暮らしではありませんが、ここで実際に暮らし、働き、考えている時間を、そのまま残しています。

  • 憧れの“薪ストーブ”を迎えました(後編)

    憧れの“薪ストーブ”を迎えました(後編)

    メリークリスマス!
    今日は、この時期にふさわしい話題です。

    昨日まで設置途中だった納屋の薪ストーブ(前回のブログ『憧れの“薪ストーブ”を迎えました(前編)』)。本日は、いよいよ「火入れ式」を迎えました。

    前回までに、煙突は大波スレートの屋根を貫通して屋外まで出ています。ただ、屋根と煙突のあいだには隙間があり、このままでは雨が入ってしまいます。とはいえ、専用品をそろえれば簡単ですが、できるだけお金はかけたくありません(いや! お金がありません—😭)。


    そこで、納屋に転がっていた空き缶を材料に、板を切り出しました。

    ▼ 空き缶から板を切り出しているところ。

    ▼ 屋根の隙間をふさぐための即席パーツ。


    まずは屋根に上がる前に、煙突の途中にダンパー(薪ストーブの煙突内に設置され、煙の流れを調整するための弁)を取り付け、全体の高さを最終調整します。

    ▼ 煙突途中にダンパーを設置


    その後、屋根に上がってH笠を取り付けました。

    ▼ 屋根の上でH笠を設置。

    ▼ 屋根と煙突のあいだには、まだ隙間があります。


    ここに、先ほど作った板を差し込み、さらにリングを巻いて、耐熱(耐火)ボンドでコーキングしました。

    ▼ 板+リング+耐熱ボンドで隙間を処理。

    正直なところ、「これで完璧!」とは言い切れません。でも、雨漏りはたぶん大丈夫—なはず😱。
    もしダメなら、そのときはまた別の方法を考えます。


    そして、いよいよ火入れ式。

    ▼ 初めて火を入れた薪ストーブ。


    煙突をほぼ垂直に立ち上げたおかげか、驚くほどよく燃えます。それに、想像以上に暖かい!これなら、寒さに震えながら納屋で作業することもなくなりそうです。

    お湯もすぐ沸くので、お茶やコーヒーも飲めます。調子に乗って、スルメでも焼いて熱燗でもいこうかなぁ~ なんて考えています。

    まずは無事に火が入ったことに、ひと安心。
    この冬の納屋仕事が、ぐっと楽しくなりそうです。

  • 憧れの“薪ストーブ”を迎えました(前編)

    憧れの“薪ストーブ”を迎えました(前編)

    ずっと気になっていた“薪ストーブ”を、ついに購入しました(時計型薪ストーブ)。といっても、鋳物でアンティーク風の、いかにもリビング向けというものではありません。今回選んだのは、実用一点張りの「時計型薪ストーブ」です。

    ▼ 購入した時計型薪ストーブ。


    この時計型薪ストーブ、見た目はシンプルですが、安価ながらとてもよくできた名機です。そもそも目的は、炎を眺めてくつろぐことではなく、納屋での作業を少しでも快適にすること。その燃料も、物づくり(DIY)で出る廃材や、里山の雑木を使うつもりです。

    煙突もあわせて購入し、設置の準備は万端です。

    ▼ 煙突一式。ここからが本番です。


    まずは、所定の位置に薪ストーブを据え付けました。

    ▼ 納屋1階、作業場に薪ストーブを設置。


    煙突は、先日改修した納屋の2階を通し、改修した納屋2階を通って煙突を立ち上げます。

    ▼ 長く伸びる煙突。


    そのまま屋根を抜いて屋外へ出す計画です。が、この「屋根を抜く」という作業が、なかなかの難関でした。まずはスレート屋根の内側から、煙突の太さより一回り大きな円を描きます。

    ▼ 屋根裏側から、開口位置をマーキング。


    次に、その線に沿ってドリルで穴を開けます。

    ▼ ドリルで下穴を開けていきます。


    その後、ハンマーで少しずつ、慎重に叩きながら穴を広げました。

    ▼ スレートを割らないよう、慎重に開口。空が見えました!


    時間はかかりましたが、ようやく屋根の上から薪ストーブまで、一本の煙突でつながりました。

    ▼ 屋根を貫通し、煙突が無事に通りました。


    次は、屋根に開けた穴の防水処理を行い、いよいよ火入れです。初めて火を入れる瞬間は、さすがに少し緊張しそうですね。その様子も、またブログで紹介します。
    ぜひ、楽しみにしていてください。

  • もうジャガイモは買わないッ!って話

    もうジャガイモは買わないッ!って話

    ひとつ屋ではジャガイモは、春と秋の年に2回栽培しています(春栽培の『もう「ジャガイモ」は買わない!って話』もご覧ください)。夏の終わりに植え付ける秋ジャガも、毎年の恒例です。ただ、これまでは「それなりに採れたらいいか」という感じで栽培してきました。

    ▼ 夏の終わりごろ。タネ芋を植え付けているところ。

    秋になると、地上部は思っていた以上にぐんぐん生長しました。葉の色もよく、畝の様子を見ていても悪くありません。

    ▼ 秋のころの様子。順調に生長している地上部。

    そして、ここ最近の冷え込みで、その地上部が一気に枯れてきました。これは「もう掘っていいですよ」という合図なのです。

    ▼ 寒さで地上部が枯れ、収穫時期を知らせてくれています。

    試しに掘ってみると、大人の拳ほどもあるジャガイモがゴロゴロと出てきて、正直これは驚きました。ここまでしっかり太った芋が揃ったのは初めてかもしれません。

    ▼ 掘り上げたジャガイモ。サイズも量も上出来。

    ▼ 収穫したジャガイモ。ずっしりしています。

    まだ掘り上げていない畝も残っています。この様子なら、来年の春栽培を収穫するころまで、ジャガイモを買わずにすむかもしれません。

    「もうジャガイモは買わないッ!」そう言い切るにはまだ早いですが、それでもこれは確実に自給自足生活への一歩です。こういう小さな成功が、次の一年の励みになりますね。

  • 三日月の夕空を見上げて

    三日月の夕空を見上げて

    大阪で暮らしていたころ、空を見上げることはほとんどありませんでした。高い建物に囲まれ、日々の忙しさに追われて、気がつけば足もとばかりを見て過ごしていたように思います。

    ここ伊賀に移り住んでからは、よく空を見上げるようになりました。畑へ向かう道でも、作業を終えて家へ戻る途中でも、ふと顔を上げると、その日の空がひそやかな表情で迎えてくれます。

    三日月の夕空を見上げて

    先日も夕暮れどき、外へ出た瞬間に、美しいグラデーションのなかに細い三日月が浮かんでいました。晩秋から初冬へ向かう光は、藍から橙、そして群青へと静かに移り変わっていきます。三日月を見あげながら、そろそろ冬支度を急がないといけませんね――そんなことを思った夕空でした。

  • もう絶対!タマネギは買わない!!って話

    もう絶対!タマネギは買わない!!って話

    去年の秋に『もうタマネギは買わない!って話』なんて意気込んだタイトルのブログを書きました。
    結果的に素人の収穫量では全く足りず、数か月後にはスーパーでタマネギを買わなければならないハメになりました—(涙)。あのときの敗北感といったら、ちょっとした“自給自足のプライド崩壊”(笑)。そこで今年は、リベンジとばかりに、写真のとおり、なんと250本もの苗を植えました。

    もう絶対!タマネギは買わない!!って話

    もう絶対!タマネギは買わない!!って話

    もう絶対!タマネギは買わない!!って話

    「ほんまに大丈夫かぁ~?」と思いながらも、去年よりも多い畝に黒マルチを敷いて、一本ずつ丁寧に植え付けました。腰は悲鳴を上げ、手のひらは泥まみれ――。それでも、収穫を考えると楽しくて仕方ありません!

    畑に並ぶ若い苗を見ていると「あぁ、来年はもう買わんでええなぁ~」とニヤけてしまいます。
    果たしてこの250本、ちゃんと育ってくれるのか――。はたまた途中で泣きを見るのか――、それとも夢の“完全自給タマネギ生活”を手に入れるのか――。

    欲張ってみたが、さてどうなりますやら—。楽しみにしていてください!