布が余っていたので、久しぶりにロウケツ染めをやってみました。といっても単色で染める蝋(ろう)伏せで、最も簡単な技法の一つです。布の上に思いのままに線を描き、模様が交互になるように蝋を置いて墨(松煙)で染めてみました。わりに、とても楽しい柄です。とはいえ、思いつきで始めたので、これで何を作るかまで考えていませんでした――。小さなカバンでも作ろうかと思いましたが、それではおもしろくなさそうなので、もう少し考えることにします。

このカテゴリーでは、ひとつ屋で手作りしているアイテムの製作風景を紹介しています。実際の現場での手順や試行錯誤、完成に至るまでの過程を、そのまま記録しています。中には、思うようにいかず商品にならなかったものもありますが(笑)、そうした失敗も含めて、物づくりのリアルな一面として残しています。

布が余っていたので、久しぶりにロウケツ染めをやってみました。といっても単色で染める蝋(ろう)伏せで、最も簡単な技法の一つです。布の上に思いのままに線を描き、模様が交互になるように蝋を置いて墨(松煙)で染めてみました。わりに、とても楽しい柄です。とはいえ、思いつきで始めたので、これで何を作るかまで考えていませんでした――。小さなカバンでも作ろうかと思いましたが、それではおもしろくなさそうなので、もう少し考えることにします。


天然染料(草木染)を勉強すればするほど、絹や羊毛との相性のよさに気づき、その美しさに魅了されます。しかし、これまで染織(織り)の勉強をする機会には恵まれず、憧れているばかりの時が続いていました。

そんなある日、以前から尊敬していた方に「先生!私に染織を教えてください!」と、清水の舞台から飛び降りるつもりで申し出たところ、なんと!そのお返事は「私でよければ――」でした。
羊毛の種類を教えていただくことから始まり、カーディング、紡毛、整経、経糸の張り方、そして今は織りの工程です。ご教示いただいてから数カ月、緑茶で染めたポロワスの作品がもうすぐ織り上がります。本当に楽しくて仕方ありません。先生!本当にありがとうございます!早速!次の作品の用意を始めます。

ただ今、羊毛をタマネギの皮でオレンジ色に染めています。羊から刈ったばかりの毛(汚毛)を購入してしてきて半年、ようやく染めることができています。

これをほかの色に染めた羊毛と合わせて細く紡ぎ、ショールでも織ろうかと思っています。楽しみにしていてください。

手作り感の素朴な絹織物が大好きなのですが、高価で僕には手が出ません――😥 そこで、自分で作ることにしました。その手順は、以下のとおりです。
① 繭を入手する。② 繭を煮る。③ 似た繭で角真綿を作る。④ 角真綿から糸を紡ぐ。⑤ 紡いだ糸を染める。⑥ 染めた糸を織る。
と、作業工程の想像はつくのですが、さすがに経験はありません。なので、少しでも体験(ワークショップ)させてくれる所をインターネットで検索したのですが、その多くが関東だったり、日程が合わなかったりで断念しました。仕方なく何もかもが独学でスタートすることにします。
▼ まずは繭を入手しました(いつかは養蚕も手掛けてみたいと思っています)。

▼ 次に、真綿をかけるための道具作りです。YouTubeなどを参考に手作りしました。


▼ 道具ができたので、早速!繭を煮て引き延ばして角真綿にします。

▼ 煮た繭を広げて、作った枠にかけて角真綿にしていきます。


と、ブログにすれば、この程度の話なんですが、ここまでくるだけで数日。しかも、自分がメージしていたような角真綿にはなりません――😭
そりゃそうですよね!
「糸取り一年、真綿三年」といわるくらいで、角真綿がかけれるようになるには3年ほどかかるそうです。そして、綿から糸に紡げるようになるには、さらに数年はかかるそうです――😱
考えてみれば、私が思うような絹の布が高価なのは当たり前です。
でも、千里の道も一歩から!! 僕が思う “かつて農家で紡がれていた、素朴で温かみがあり、それでいて何ともいえない品のある” そんな絹ができるまで頑張ります!

先日のワークショップでは「叢雲絞り(むらくもしぼり)」についてレクチャーさせていただきました。「叢雲」とは、むらがり立った雲のことで、例えば 下の写真のような雲をいいます。
▼ 叢雲に浮かぶ月

▼ この雲を絞り染め(藍)で表現すると、こんなふうになります。

これが「叢雲絞り」というもので、本来は筒状に縫った布を筒にまきつけて浸染することで表現する技法なのですが、ひとつ屋にはほどよい筒がありません。そこで、こんなボトルに布を巻いて代用したのですが、とても!! こんなにきれいな叢雲を表現することができました。

今回、染めたのは手ぬぐいでしたが、近いうちに反物でも染めれるような道具を用意するつもりなので、ぜひ!! 浴衣の手染めにでもチャレンジしたいと思っています。