先日のブログ『葛(くず)で染める』で紹介したニット生地を使って、ポロシャツを縫い始めています。

身頃の上部はベンガラ(土)で染めたもので、それより下が葛で染めた生地です。ともに、地球が育んだ色なので、鉱物と植物とはいえ、色合いはぴったりとそろいました。あとは袖(そで)と襟(えり)を付ければ完成です。どうぞ楽しみにしていてください。
このカテゴリーでは、ひとつ屋で手作りしているアイテムの製作風景を紹介しています。実際の現場での手順や試行錯誤、完成に至るまでの過程を、そのまま記録しています。中には、思うようにいかず商品にならなかったものもありますが(笑)、そうした失敗も含めて、物づくりのリアルな一面として残しています。

先日のブログ『葛(くず)で染める』で紹介したニット生地を使って、ポロシャツを縫い始めています。

身頃の上部はベンガラ(土)で染めたもので、それより下が葛で染めた生地です。ともに、地球が育んだ色なので、鉱物と植物とはいえ、色合いはぴったりとそろいました。あとは袖(そで)と襟(えり)を付ければ完成です。どうぞ楽しみにしていてください。

またまた絞り染めのために “縫って絞って—” をやっています。今回、チャレンジするのは簡単な幾何学模様。今までにはないパターンです。


以前に比べると、縫い絞りが随分と早くなりました。このくらいなら、1時間もあれば充分です(←なんちゃって😅です)。さて、どんな染め上がりになるでしょうか。楽しみにしていてください!!

道路の路肩や河川敷に絡み合って生い茂る葛(くず)――。雑草としては、これほどやっかいな植物はありません。地上部の蔓を刈り取っても、地下に栄養を蓄えた太い根が残っているので、完全に駆除するのが不可能に近いといわれているそうです。また、海外では「グリーンモンスター」と呼ばれ、厄介な外来植物として扱われています。

ところが、昔は身近に育つ葛を定期的に刈りとり、さまざまなものに利用したそうです。蔓(つる)は、煮てから発酵させ、表皮の繊維をとって「葛布(くずふ)」と呼ばれる布を織り、残った芯では籠(かご)を編んだそうです。また、根からは「葛粉」をとったり、「葛根湯(かっこんとう)」と呼ばれる薬を作ったりしました。そして、葉は染料にもしたと聞いたので、早速!! 葛の葉で染めてみることにしました。

お~ッ!! とても美しい緑に染まりました!
今では、すっかり “厄介者” になってしまった葛ですが、その根、葉、蔓—、どこも捨てることなく、人の暮らしとともにあった植物だったんですね。そんな葛で染めた布で何を作るか、どうぞ楽しみにしていてください。
また、ひとつ屋では、葛の蔓から作った糸を使った織物「葛布」づくりにもチャレンジしていきたいと思っています! こちらもお楽しみに!