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  • ネパール大旅行記(5)『力織機を求めて』

    ネパール大旅行記(5)『力織機を求めて』

    実は、今回のネパール旅行の最も大きな目的は「力織機(りきしょっき)」を視察することでした。

    ※「力織機」とは水力や蒸気機関、電気などの動力源を用いて布を織るための “器械” のことです。18世紀後半にイギリスで発明され、手織り機よりも効率的に布を生産できるようになり、産業革命の一端を担うものとなりました。


    以前に投稿したブロブ『“明治の産業革命”のように』にも書きましたが、ひとつ屋では草木染の品を工芸品や趣味の域ではなく、実用品にしたいという強い思いがあります。

    そこで興味をもったのが “道具から機械への発展途上にある機構” です。人の手が生み出す温もりを保ちながらも、ある程度は量産できるもの、それは “半分は人の手で、半分は機械が行う” というシステムで、これを「器械」というそうです。

    特に、今から百数十年前、明治から大正時代にかけて発明・開発された “器械” に、とても興味があります。

    ところが、あまりにも時間が経ち過ぎたため、当時の器械は博物館や資料館に展示されているものはあっても、実働しているものはありません。あったとしても、個人がそれを手に入れることは不可能です。

    入手することを諦めかけたその時、何気にYouTubeを見ていたら、インドでは似た織機が今も実働品として作られているようです。さらに、いろいろと検索してみると、どうもネパールでも作られているようでした。


    ▼ 写真は力織機ではなく「飛び杼(バッタン機)」です。
    ネパール大旅行記(5)『力織機を求めて』

    そう! ネパールといえば、ビジャ君(ひとつ屋のスタッフ)の母国! その後、彼がさまざまな情報を集めて下準備をしてくれたおかげで、ネパールで作られている力織機を視察し、購入するということが一気に現実味を帯びてきました。不思議なことに願えば叶うもので、その後も数々の人との縁がつながって、ついにネパールでの織物工房、さらには織り機の制作工場へと辿り着くことができました。


    そして、なんと! ここで私たちは「木製力織機」と「ドラム整経機」を発注することができました!


    すでに代金の支払いも済ませています。今から製作に取り掛かるそうです。
    さぁ~て、私たちのもとへネパールの器械は届くのでしょうか!? 届いたとして、それを使いこなすことができるのでしょうか?

    ほんとッ! ぜひ! 楽しみにしていてください!!!!!!

  • ネパール大旅行記(4)『古都バクタプル①』

    ネパール大旅行記(4)『古都バクタプル①』

    前回の投稿で「ネパールのバクタプルという町の機織り工房で勉強させていただくことになりました!」という報告をしました。今回は、私が学んだ工房のあるバクタプルの町を紹介します。

    バクタプルはカトマンズ近郊の町で、ネパールで最も古い都市の一つです。この町は古くから中国やインド、チベットへの要衝として栄えてきました。特に、チベット商人はヒンドゥー教の秋の祭りに合わせ、供物となる羊を連れてやって来ては、その帰路に穀物や砂糖、仏典などを持ち帰ったそうです。

    こうした交易がバクタプルに繁栄をもたらし、豊かな文化を育みました。今に残る壮麗な寺院や王宮の建築群、またレンガ造りの町並みは、まるで過去にタイムスリップしたかのような気分にさせてくれます。1979年には「カトマンズの谷」がユネスコの世界遺産に登録された際に、バクタプルもその一部として町全体が同時に登録されていました。

    今回は、そんなバクタプルを写真で紹介します。


    町並み


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    王宮


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  • ネパール大旅行記(3)『朗報』機織り工房で勉強!

    ネパール大旅行記(3)『朗報』機織り工房で勉強!

    明日から丸3日間、ネパールのバクタプルという町の機織り工房で勉強させていただくことになりました!
    たった3日間ですが、一人で手織り工房に滞在し、みっちり学びたいと思っています。

    寄る年波には勝てず、すっかり物覚えが悪くなった昨今ですが、精いっぱい勉強して、ネパールの織物技術を持ち帰ります。ぜひ!楽しみにしていてください。

    ちなみに、バクタプルはカトマンズ近郊の町で、ネパールで最も古い都市の一つです。1979年に「カトマンズの谷」がユネスコの世界遺産に登録された際に、バクタプルもその一部として町全体が同時に登録されたそうです。


    ▼ 勉強させていただく手織り工房


    ▼ まるでジブリ映画のようなバクタプルの町

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  • ネパール大旅行記(2)『迷宮都市』

    ネパール大旅行記(2)『迷宮都市』

    ネパールの首都カトマンズについて、まず驚いたのが、とにかく車やバイクが多いこと。しかも大都会だというのに、信号機がほとんどありません。人も、車も、バイクも、リキシャ(人力車)も、犬も—、とにかく自分の行きたい方だけをむいて無秩序に走っています。

    そのうえ、町は迷路のように細くて入り組んだ道で構成され、まさに “迷宮都市”  にふさわしい様相を呈しています。

    なのに、事故にならないのが不思議で仕方ありません。

    とにかく、日本人には “想定外” の光景に圧倒されるばかりです!


    ▼ 丘の上(スワヤンブナート)から見たカトマンズ市内(一部)。


    ▼ エネルギーに満ち溢れたカトマンズ市内。


  • ネパール大旅行記(1)『加徳満都到着』

    ネパール大旅行記(1)『加徳満都到着』

    午前10時に自宅を出発して目的地ネパールの首都カトマンズのホテルに到着したのは翌日の午前3時ごろ(現地時間 で夜中の12時ごろ)。

    まず関西国際空港から広州へ。ここで3時間待って、カトマンズへ向かう飛行機に乗り換えて約5時間の空の旅ですが、入出国やトランジットの手続きをはじめ、セキュリティー検査などなど、実に15時間を要しました。

    老体には辛い行程でしたが、とにかく無事にカトマンズに到着しました!


    ▼ 関西国際空港から一路「広州(中国)」へ。


    ▼ 広州の空港。何もかもが近代的で、とても素晴らしい空港でした。


    ▼ 広州からカトマンズへ。

    ▼ カトマンズは漢字で「加徳満都」と表記するようです。

    ▼ 搭乗機。いよいよカトマンズへ出発です。


    ▼ 離陸すると間もなく陽が落ち、眼下には中国の町の夜景が広がっています。

    ▼ そして! ネパールのカトマンズ上空へ。


    ▼ ようやくカトマンズに到着。さぁ! 冒険の始まります!!