柿渋染めは日光に当てることで濃くなります。今日は、まさに“柿渋日和”です。

庭の柿の実も随分と大きくなりました。キウイも、もうすぐ収穫できます。


そんな秋が大好きです!

随分と以前から細々とレザークラフトを続けています。最近〝革も天然染料(革の草木染)で染めてみたい!!〟と思うようになり、まずは身近にあった柿渋で染めてみました。
柿渋を刷り込み刷毛(はけ)で塗りました。

塗っては乾かし――を繰り返して濃くしていきます。

その後、ひと月ほど陰干ししてから縫い上げたのがペンケースと小銭入れです。。

とてもいい感じに仕上がりました。
思った以上のできに、すごく満足しています。これからもっと研究して、染織品とともにレザークラフトも手掛けていこうと思います。これからの ひとつ屋を楽しみにしていてください。

先日のブログ『柿渋の型染め』の続きです。前回までに下の写真のような状態でした。
▼ 前回までに、地入れした生地の上から薄めた柿渋をハケで薄く染めています。

▼ その後も、濃度を上げながら柿渋を染め重ねていきます。

▼ 最終的には、こんな色になりました。

▼ 伸子に張ったまま乾かし、糊を落とせば完成です。これで “一応の完成” です。とても、いい色です!

でも、なぜ? “一応の完成” かといいますと、柿渋は太陽の光を浴びることで、より深みを増し、落ち着いた渋い色へと変化していきます。つまり、仕上げてくれるのは “おひさま” と “時間” というわけ。素敵じゃないですか!?

染色に興味をもって、もう随分になります。しかし、自分で柿渋を作るのは初めてなので、うまくいくかは分かりませんが、とりあえず、その工程を紹介します。
柿渋の作り方
①まずは「渋柿」を用意します。この柿は9月の中旬に採取したものです。地域や種類にもよるようですが、7月下旬から9月中旬に採取した“青い渋柿”を用意します。甘柿ではダメです。かならず、「渋柿」を使ってください。

②これを水洗いし、枝やヘタを取り除いてから包丁で小さく切り分け、フードプロセッサーで粉砕します。このとき、注意するのが包丁もフードプロセッサーもステンレスかセラミック製のものを使い、決して鉄製のものは使わないでください。さらに、使用後は入念に洗ってください。ちなみに、この作業を昔は臼(うす)と杵(きね)で柿をつぶしたようです。
▼ 適当な大きさに切り分けた渋柿。

▼ 切り分けた柿をフードプロセッサーで粉砕します。

▼ 粉砕されにくい場合は、少量の水を加えます。

③少量の水で粉砕した渋柿を適当な容器(これも鉄はダメです)に移し、ひたひたより少し多いくらいまで水をいれます。ひたひただと、柿が水を吸ってしまって上部が乾燥してしまいます。逆に入れすぎると柿渋が薄くなってしまいそうなので、あくまでも“ひたひたより少し多いくらいの水”にして発酵させます。

④三日ほどすると、水が黄色みを帯び、お酒のような匂いがします。さらに、もうすこし(3~4日ほど)発酵させててから、ザルのようなもので濾(こ)します。

⑤ しぼりカスに、1回目より少量の水(半分程度)の水を加え、さらに発酵させて1番液に加えて本格発酵させていきます。最低でも2年も発酵させます。気の遠くなるような話ですが、気長にいきましょ!!

今日現在は、2番液を発酵せている状態です。これから2年にわたり、この柿渋の変化をブログにUpしていきます。失敗するか? 成功するか? 楽しみにしていてください!!